【アルゼンチン共和国杯】名物ハンデ重賞に伝わる複勝率100%の衝撃データを発見!…競馬JAPAN

追い切りの動きなども踏まえたイチオシ馬、特注馬は金曜日に公開します!

アル共杯

みやこS

オーソリティ

(牡3、美浦・木村厩舎)

オルフェーヴル
ロザリンド
母父シンボリクリスエス
通算成績5戦3勝
重賞勝利 20年テレビ東京杯青葉賞(G2)
連対時
平均馬体重
497kg (最高:500kg)
(最低:494kg)
前走時馬体重500kg
POINT
胴周りをゆったりと見せる体型で、長く良い脚を使えそうな持続力タイプ。肉付きが良いので純粋なステイヤーの印象こそ無いが、胴の造りには伸びがあり、心肺機能も高い。2500mの距離は十分にこなせると見て問題ないだろう。トモの横幅が広く容量豊富で、全体にがっしりとした筋肉質な馬体。東京芝2500mはスタンド前の坂を2回登るので、後躯が発達している点は好材料だ。現状でも筋肉の張りを感じさせるものの、まだまだ成長しそう。今回は休み明けの分、春よりも腹周りがやや立派に映るので、当日の気配も要チェック。

サトノルークス

(牡4、栗東・池江寿厩舎)

ディープインパクト
リッスン
母父Sadler’s Wells
通算成績10戦3勝
連対時
平均馬体重
466kg (最高:472kg)
(最低:460kg)
前走時馬体重478kg
POINT
全体にシャープな印象のある立ち姿で、胴周りやクビさしも伸びがある造りをしている。菊花賞でも2着と好走したように、本質的には長めの距離が合っている印象だ。近走は中距離を中心に使われていたが、2500mへの距離延長は好材料と捉えて良いはず。スパッと切れるというよりは長く脚を使うタイプで、直線の長い東京で持ち前の持続力を発揮することができれば上位争いも可能。トモは小倉記念前よりもボリューム感が出てきている印象で、過去の立ち姿では一番良く見えた菊花賞時の状態に少しずつ近づいてきている。

サンレイポケット

(牡5、栗東・高橋忠厩舎)

ジャングルポケット
アドマイヤパンチ
母父ワイルドラッシュ
通算成績14戦4勝
連対時
平均馬体重
478kg (最高:488kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重472kg
POINT
四肢をスラっと長く見せており、体型的にもムダ肉が少なく、全体に素軽いシャープな印象のある立ち姿。毎日王冠は近2年と比較してやや時計が掛かったため3着と好走することができたが、本質的には2000m以上で良さが出そうなタイプ。過去には2400m戦でも勝利を収めているように、距離延長に関してはむしろ好材料と言っていい。蹄にもやや厚みがあり、繋ぎも立ち気味。道悪を苦にしない造りのため、当日に一雨降るようだと他馬との比較で有利に働きそう。筋肉の輪郭は前走時よりもハッキリしており、皮膚を薄く見せるほどの張りを感じさせる。馬自体が若く伸びしろも十分で、前走以上のパフォーマンスが期待できそう。
今週のイチオシ

バレリオ

(牡5、美浦・相沢厩舎)

ステイゴールド
リリウム
母父クロフネ
通算成績11戦4勝
連対時
平均馬体重
495kg (最高:504kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重502kg
POINT
まず目に留まるのがゆったりとした胴周りの造り。シルエットを横長の長方形に見せているように、とにかく胴が長い。その分ストライドも雄大で、本質的には広いコースが合っているタイプ。体型的にも過去の実績的にも2500mの距離は問題なくこなせるだろう。主張した胴の造りから長く脚を使う、持続力勝負がベストと考えられるが、飛節の折りが深く、胴長の大型馬にも関わらず一瞬の速い脚も繰り出すことができる。近年のアルゼンチン共和国杯はスローからの切れ味勝負になりやすいので、鋭い決め手を秘めている点は大きな武器になるはずだ。間隔はやや開いたが太め感無く仕上がっているし、力を出せる状態にありそう。

メイショウテンゲン

(牡4、栗東・池添兼厩舎)

ディープインパクト
メイショウベルーガ
母父フレンチデピュティ
通算成績15戦2勝
重賞勝利 19年報知杯弥生賞(G2)
連対時
平均馬体重
460kg (最高:466kg)
(最低:456kg)
前走時馬体重466kg
POINT
ディープインパクト産駒らしくバランスの良い体型で綺麗なシルエット。全体にシャープな印象を与える立ち姿で、ムダな肉がほとんど付いていない。素軽い馬体をしているため道中スタミナのロスが少なく、ゆえに長距離でもバテずに終いまで伸びて来られるのだろう。跳びが大きくストライドを伸ばした走りをするので、長く脚を使う展開が合っている。東京の切れ味勝負は若干決め手不足の感も、淀みない流れもしくは雨が降って上がりの掛かる馬場になれば、浮上の目も。春の天皇賞出走時よりも迫力が増してきており、好気配。
今週のイチオシ

ユーキャンスマイル

(牡5、栗東・友道厩舎)

キングカメハメハ
ムードインディゴ
母父ダンスインザダーク
通算成績16戦6勝
重賞勝利 20年阪神大賞典(G2)
19年新潟記念(G3)
19年ダイヤモンドS(G3)
連対時
平均馬体重
486kg (最高:500kg)
(最低:476kg)
前走時馬体重500kg
POINT
父から受け継いだ豊富な筋肉量と、持続力・長距離適性を感じさせる、ゆったりとした胴周りが特徴的。中距離でも通用するスピード能力を秘めている一方で、胸の深さも十分にあり、高い心肺機能を秘めている。トモは横幅が広く、立派な筋肉が付いている。スタンド前発走で直線の坂を二度登るこのコースでも力強く駆け上がることができるだろう。元々左回りが得意な馬でもあり、この条件への適性はかなり高いと見ている。天皇賞(春)以来5ヶ月ぶりの実戦となるが、過去に勝利を挙げていた時と遜色ない状態に仕上がっている。筋肉の張り、毛艶共に申し分なく、いきなり力を発揮できそうだ。

ウェスタールンド

(セ8、栗東・佐々晶厩舎)

ネオユニヴァース
ユーアンミー
母父Marquetry
通算成績31戦6勝
重賞勝利 20年アンタレスステークス(G3)
連対時
平均馬体重
477kg (最高:488kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重488kg
POINT
※出走回避
過去に芝で3勝を挙げているようにダートを主戦場とする馬の中では、全体に素軽く、また筋肉の柔軟性も感じさせるタイプ。飛節が真っ直ぐに伸びている「直飛」で、長く良い脚を繰り出してこそ持ち味が生きる構造をしている。コーナーの途中から長く脚を使うような乗り方が合っており、近2走はこの馬の特性がフルに発揮されていた。阪神コースは差しの決まりやすい舞台でもあるし、外々を回して追い込む正攻法の競馬に期待したい。勝利時との立ち写真の比較はできないものの、今回は全体に輪郭が不明瞭で、1週前時点ではあるが良化の余地を感じさせる。当日のパドックも注意しておきたい。

エアアルマス

(牡5、栗東・池添学厩舎)

Majestic Warrior
Nokaze
母父Empire Maker
通算成績16戦7勝
重賞勝利 20年東海テレビ杯東海S(G2)
連対時
平均馬体重
478kg (最高:486kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重484kg
POINT
筋肉量が豊富でがっしりとした立ち姿。特に後躯の発達が目立ち、大きな推進力を生み出すことができそう。本質的にはマイルが合っている印象がある。東海Sでは1800mにも見事対応したが、脚抜きの良いスピードの出る馬場状態、コース形態もプラスに働いたのだろう。よりパワーを必要とする阪神のダ1800mは求められる適性が異なるので、パワー勝負に対応できるかがカギ。脚抜きの良い馬場になれば、この馬のスピードが活きてくるはずだ。今回は骨折休養明けとなるが太め感は無く、馬体の張りや毛艶も良好。いきなり動ける態勢に整っている。
今週のイチオシ

クリンチャー

(牡6、栗東・宮本厩舎)

ディープスカイ
ザフェイツ
母父ブライアンズタイム
通算成績24戦3勝
重賞勝利 18年京都記念(G2)
連対時
平均馬体重
485kg (最高:496kg)
(最低:476kg)
前走時馬体重492kg
POINT
腹周りがボテッとしているが、これは太目が残っているワケではなく、腹袋が大きい元々の体型。肩周りやトモの筋肉量が豊富で、重心もどっしりとしており、実に重厚感のある造り。今回はダートに転向してから初めての立ち姿となるが、蹄底は厚めで繋ぎも立ち気味、ダートで安定した走りを見せている点も頷ける。トモも写真上で膨らんで見えるほど発達しており、大きなスジが浮き上がっているように張りも申し分ない。パワーに溢れているタイプだけに、京都より阪神向き、直線の坂も難なく乗り越えられそうだ。直近の立ち姿との比較はできないが、馬体の張りや毛艶は上々で、薄っすらと肋骨も浮き上がっている。力を存分に発揮できそうな好仕上がりと見て良いだろう。

スワーヴアラミス

(牡5、栗東・須貝尚厩舎)

ハーツクライ
ベイトゥベイ
母父Sligo Bay
通算成績20戦6勝
重賞勝利 20年マーチステークス(G3)
連対時
平均馬体重
476kg (最高:488kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重490kg
POINT
ハーツクライ産駒らしく各パーツに伸びが感じられる体型をしており、距離は2000m前後がベストな印象。デビュー当初は芝を走っていたように、ダート馬の中では軽さがある体型で、スピード勝負に向いているイメージ。馬体のバランスが良いため場所を問わずして安定した成績を残しているが、時計はある程度速くなったほうがこの馬の持ち味を活かせそう。トモの肉付きも立派で、阪神の坂も苦にしないはず。この写真はブラジルCを走った翌週に撮影されているが、レースを走った直後とは思えないほど馬体のコンディションが良く、前走は力を出し切っていなかったのだろう。背中には銭型が浮いていて、状態はかなり良さそう。

ベストタッチダウン

(牡4、栗東・橋口慎厩舎)

タートルボウル
タッチザピーク
母父スペシャルウィーク
通算成績12戦5勝
連対時
平均馬体重
479kg (最高:498kg)
(最低:454kg)
前走時馬体重496kg
POINT
父タートルボウルと比較して胴を長めに見せている。母父のスペシャルウィークは胴にある程度伸びがあったように、馬体は母方の影響が強く出ている印象。スペシャルウィーク自身は切れを活かしたタイプであったが、産駒にはリーチザクラウンやウインフルブルームなど軽快な先行タイプも見られる。胴が長いため持続力勝負に向いており、自身でペースを作って脚を余すことなく使える、逃げ戦法で結果を残している点も納得だ。豊富な筋肉量と出脚の利きそうな曲飛で、パーツの造りも逃げに有利な形。阪神よりもスピードが活きる京都向きの印象なので、時計が出る馬場になってほしい。やや細身に映るが筋肉の張りは良好で、当日減り過ぎていなければ大丈夫だろう。

マグナレガーロ

(牡5、栗東・角居厩舎)

キングカメハメハ
リビアーモ
母父アドマイヤベガ
通算成績7戦4勝
連対時
平均馬体重
481kg (最高:494kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重488kg
POINT
際立った馬体的な特性は感じられないが、飛節の角度は理想的で、トモの造りも横幅があり、容量も広い。ややアンバランスさを感じさせるほど胸の深さがあり、秘めた心肺機能はかなり高そう。5歳馬だが休養が長くキャリア7戦と少ないこともあり、馬体が非常に若々しい。これからフレームに筋肉が追い付いてきそうで、現状ではダート馬の中でややシャープに映るため、パワーを要する阪神よりは京都向きの印象が強い。オープンに上がってからの2戦はいずれも6着に敗れているが、本当に良くなってくるのはこれから。今後も覚えておきたい1頭だ。今回は毛艶も良く、現状ベストの状態に仕上がったと見て良いだろう。試金石の一戦。

ワイドファラオ

(牡4、栗東・角居厩舎)

ヘニーヒューズ
ワイドサファイア
母父アグネスタキオン
通算成績14戦4勝
重賞勝利 20年かしわ記念(G1)
19年ニュージーランドT(G2)
19年ユニコーンステークス(G3)
連対時
平均馬体重
500kg (最高:512kg)
(最低:496kg)
前走時馬体重500kg
POINT
500キロを超える大型馬で、筋肉量が多いこともあり、前後に詰まった体型で本質的には1400~1600mが合っているスピードタイプ。先手を奪ってこそ持ち前の速さ・素軽さが活きてくるので、同型が多い今回は展開面もカギになってきそう。時計の掛かる条件はあまり向いておらず、脚抜きの良い高速ダートでこそ真価を発揮する。阪神コースは向いている舞台とは言い難いが、雨が降った際には評価を上げなければならない。直接比較はできないものの、南部杯を一叩きされて挑む今回は実にスッキリとした立ち姿で、筋肉の輪郭もハッキリと浮き上がり、キッチリ仕上げられてきたことが分かる。前走以上のパフォーマンスが期待できそうだ。

アル共杯

みやこS

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