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さあ1位指名!大和屋さんの指名は当然ながらジャスタウェイ産駒に!

小:さあ、それでは、1位指名となります。大和屋さんからお願いします。

大:俺の馬で名前がカリボール(牡2、栗東・須貝尚厩舎)。そそろそろ脱北して、しがらきの方へ移動するんじゃないかと思います。そういう訳で、名前を付けないと入厩できないので付けました(※命名の由来はコラムを参照)。動きも良い感じで、これからですね。

小:どれくらいのデビューですか?

大:もっと早いかもしれませんね。さすがにこれは、育成の方も「よろしいんじゃないでしょうか」と言って下さっていたようですし、昨年度は思うようにいかなかったけど、今年は何とかなるんじゃないかと思います。上手いこといってくれると良いね。

小:ありがとうございます。カリボールの動向は大和屋さんのコラムで引き続き紹介できればと思います。

大和屋暁

担:1位はお母さんを自分で持っているポジショントークの2016(牡2、栗東・友道厩舎)です。マンハッタンカフェの最後の子ですね。マンハッタンが種付けをした最後の何頭かくらいで、体調が悪かったので、出来たり出来なかったりがあったんですけど、なんとか種付けできたようです。ポジショントークの全姉がシングライクバードで、シングウィズジョイが出て、2歳戦で活躍していた頃だったので、ぜひ付けたいなと思っていました。発情が何とか(マンハッタンカフェの)体調の良い時期に当たって、受胎してくれて。

たまたま有馬記念のパーティーで友道先生と一緒にお話しする機会があって「そういう馬がいるんですよ」という話をしたら「もし生まれて良かったらやらせて下さい」と言っていただき、それもご縁なので、是非お願いしようか、ということになりました。そんなに早い方じゃないので、秋には移動、入厩して、年内デビューくらいかなと思っています。実績のある配合ですし、上のジャングルポケット、キンシャサノキセキも2戦目までには勝っていますし、ちゃんとした繁殖なので、期待しています。

小:担さんというと、関東の厩舎のイメージがあります。エマノンのように関西馬もいないわけではないですが。友道厩舎は初めてですか?

担:初めてですね。今年もワグネリアンで制したように、ダービー2勝していますし期待大ですね。

森:1位はサートゥルナーリア(牡2、栗東・角居厩舎)にしました。毎年シーザリオの子供には指名させていただいていまして、これもシーザリオの子ということで1位指名させていただいたんですけども、すでに昨日(6月10日)にデビューして、強い勝ち方をしてくれました。シーザリオの子供の中では一番仕上がりも早く、お父さんがロードカナロアになったということで、距離がどうかという話もあるんですけど、今年(アーモンドアイが)オークスまで勝っているのを見ると、来年のダービーまで楽しみたいなというのはあります。シーザリオ産駒はやっぱりキングカメハメハ系が一番合うのかなと思っていて、今までキンカメで成功してきていて、今回はロードカナロアに替わって、キンカメ系ですので、こちらの期待も非常に大きいと思います。ジンクス的な話になりますと、3世代毎にG1馬が出ているということで、リオンディーズからちょうど3世代目に当たる馬が強い勝ち方もしましたし、G1を獲って欲しいなという思いもありまして、1位指名にさせていただきました。

担:キンカメ系が一番良いということは、(父シンボリクリスエスの)エピファネイアが一番ではなかったということですか??

森:相対的に、キンカメ系の勝ち上がり率がすごく突出していて、アベレージ的に言うとですけどね。もう一度シンボリクリスエスを試して欲しいな、というのもあるんですけど、ロードカナロアでこれだけ走る子が出ちゃうと、非常に楽しみだなと思いますね。これは出資しているので、来年楽しみですね。

小:これは出資されているのですか?

森:はい、母馬優先という制度があって出資できました。エピファネイアで菊花賞を勝てて、レイデオロでダービーを勝てたので、これで皐月賞を勝って、牡馬クラシック3冠全部行けたらなと思っています。

大:そういうことを言ってみたいよね~。

大和屋暁

聡:ハハハ、僕はアーデンフォレストです。森川さんの2位で先ほども名前が出ていたので、今更言うことはないですけど、6月6日にゲート試験を合格しています。いま目の前で名牝のシーザリオの紹介があったので、何を言おうかと思ったんですけど、シーザリオの初孫です。ホームページでたびたび見るんですけど「脚元、体調面にまず不安がなく、気持ちは前向きだ」というコメントがあり、誉め言葉しかないんですよね。夏頃にデビューすると思いますけど、クラシックで当たるよりは、森川さんと一緒にドバイに行きたいなと思っています。

大:シーザリオが行ったアメリカのレースに行けば良いじゃない?

聡:そういうレースが今もあるんですかね。昔はアメリカンオークスがありましたけどね。(プラスになるような遠征なら)牝馬はドンドン行って良いと思いますね。

小:牝馬は年齢こそ違いますが、ヌーヴォレコルトもアメリカのG3に行っていましたね。

山:1位はキングスローズの2016(牡2、美浦・堀厩舎)にしました。のロードカナロアの活躍を見ると、さすがにしょうがないかなと。中でも母キングスローズは兄(サトノアーサー)も含め、しっかりした馬体を持った子を産むなと。僕好みなので、馬体を見た感じで一番好きだったこの子にしようと思います。馬主がスワーヴさんで堀厩舎という、新しい化学反応が起こってくれるのが楽しみで指名しました。よろしくお願いしますっ!!

大:ところでそのハーフパンツはどこで買ったのですか?

山:えっ(笑)!?今更ですか?一応、友達のセレクトショップで。ブランドはカナダのよく分からないところです。

大和屋暁

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狩:この馬が指名されないんではないかと、ソルドラード(牡2、美浦・藤沢和厩舎)。父ロードカナロア、母ラドラーダ。1億4000万円で、値段はサートゥルナーリアと一緒です。ノーザンファームの関東馬だと、まずこれが一番ではないかと思っています。もちろんレイデオロの下ですし、レイエンダも骨折していなければという手応えもあるので。話によると「ロードカナロアになって、成長曲線が兄弟よりも前倒しになっている」ようなので、スピードとしてはもっとあるのではないかなと思っています。POG向きですね。当然出資はできませんけど、楽しみたいと思います。お願いします。

小:僕の1位はアドマイヤジャスタ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)です。パッと見た時に、ジャスタウェイと似ているなという印象を持ったので、それだけですね。

大:似ているかな。見た感じ、いかにも良い馬という感じだからね。

担:1億4000万だ。(セリに)参加して、手は挙げていましたよね。

大:挙げていたっけ。挙げる前から負けていたからね(笑)。

小:栗東でも「似ている」と言われていたようで。それに「これは、やっぱり段々良くなってくる感じがある」と言っていたんで。

大和屋暁

大:「似ている」というけど、こっち(アドマイヤジャスタ)の方が早そうだな。(ジャスタウェイは)馬体が良いとかそんな感じではないもんね。

小:ただ、POGではあるのですが、ジャスタウェイも3歳秋以降の方が良かった感じがしますからね。そうなるゆるさはあるのかなと。

大:この馬は見るからに良い馬だなという感じがするし。

小:ジャスタウェイよりはこの馬の方が早い感じはしますもんね。

担:(半兄は)アドマイヤラクティ。

森:(アドマイヤラクティは父が)ハーツクライですから、近いですからね。

大:では、みんなでジャスタウェイを応援していますよという空気の中でお開きかな…。

狩:ジャスタウェイ産駒が9頭出ていますね。

大:でも、俺が5頭だから、あんまり多くなかったですね。

狩:何とディープインパクト産駒が1頭しかいませんね。少ないですね。

大和屋暁

大:今年度こそ中間報告をやろう。

小:2歳G1をやってからの方が良いんですかね。

大:みんな忙しいから、いつやるか早い内にすり合わせしていた方が。

担:年末はみんな忙しいから、金杯の後くらいの方が。

大:去年の暮れもそんなことを言っていたんだけど、明けたら明けたで何にもしないままで来たので。年明けの金杯の後くらいに新年会的なやつを。そこはラボの奢りでよろしいですか。

小:大丈夫です(笑)。安いところでお願いします!来年は所有馬がいないのですか?

大:来年はいないから、出来ることならセレクトセールで1歳を買えたら良いんですけどね。当歳はモーリスがいるから。オツウ×モーリス。

小:セレクトセールには競馬ラボも向かいますし、現場から大和屋さんの競りもチェックできるといいなと思います。また、次は中間報告を実施ということでよろしくお願いします!

一同:ありがとうございました。

大和屋暁

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