トピックスTopics
【高松宮記念】機は熟した昨年3着のストレイトガール
2015/3/25(水)
25日、高松宮記念(G1)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。昨年の3着馬ストレイトガール(牝6、栗東・藤原英厩舎)は岩田康誠騎手を背に坂路に入ると、1000万クラスのダノンムーンを3馬身ほど追走。徐々にピッチを上げ、鞍上が追い出すとアッという間に僚馬を捕らえ、一気に5馬身近く突き放してゴール。4F51.3-37.7-24.6-12.1秒を叩き出した。昨年は初戦のシルクロードSで重賞初制覇。その勢いを駆って高松宮記念は1番人気で挑んだが、極悪馬場に泣いて3着。その後、ヴィクトリアマイル3着、スプリンターズS2着、香港スプリント3着とG1で差のない競馬を続けながら、タイトルを獲ることが出来なかった。それでも5歳春にして初めてのG1挑戦、そこから並の馬ではできない非常に中身の濃いキャリアを積み上げてきた。
「どうすればこの馬のパフォーマンスを引き出せるかを考えて、今週は坂路でやった。動きはよかったね。去年3着からキャリアも積んできた。見た目や動きからも年齢的なモノはそんなに気にならない。あとは馬場。良で走らせたいね」と藤原英昭調教師。スプリンターズSの覇者スノードラゴンの名前こそないが、昨年の覇者コパノリチャード、香港スプリントの覇者エアロヴェロシティとの再戦で相手にも不足はない。歴戦の熟女が今度こそG1タイトルをモノにする。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/6(月) 【凱旋門賞】フランス馬ダリズがG1初制覇!日本馬の夢は持ち越しに
- 2025/10/5(日) 【毎日王冠】"不屈の帝王"のDNA!レーベンスティールが復活の重賞4勝目!
- 2025/10/5(日) 【京都大賞典】ほんまにディープは京都がお好き。ディープモンスターが初重賞V!
- 2025/10/6(月) 【2歳馬情報】世界最強馬イクイノックスの全妹など良血馬がデビュー!
- 2025/10/5(日) 【毎日王冠】本命党歓喜のレース!過去5年で連対100%の黄金データ!
- 2025/10/4(土) 【凱旋門賞】ロンシャンの空に、今度こそ日の丸を。日本競馬が追い続ける夢
- 2025/10/4(土) 【京都大賞典】もう「善戦マン」とは言わせない!勝ちきれない日々に終止符を
- 2025/10/4(土) 【毎日王冠】秋の大一番へ向けた伝統の一戦、大きく育った者が美酒を浴びる!