【THE BMW】トゥザワールド2着惜敗 2週連続日本馬Vならず

3月28日(土)、オーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場で行われたTHE BMW(G1)(3歳上 1着賞金:90万豪ドル 芝2400m)に、日本からトゥザワールド(牡4、栗東・池江寿厩舎)が出走。

ニコラス・ホール騎手との初コンビとなったトゥザワールドだが、道中は勝ち馬ハートネルと並ぶように中団を追走。
レース後半で徐々にペースアップを図ると、最終コーナーでは大外へ持ち出す強気の競馬。一旦は先頭を窺う構えだったが、その内に進路をとっていたハートネルが抜け出し、最後まで追いすがるも2着に留まった。

勝ったのはハートネル(セン4、豪・J.オシュア厩舎)で、勝ちタイムは2.29.50(良)。3着はビートゥンアップ(セン7、豪・C.ウォーラー厩舎)だった。

トゥザワールドは昨年、皐月賞で2着に好走するなど牡馬クラシックのトップホースとして活躍。しかし、菊花賞では16着に大敗。古馬との初対戦となった有馬記念では9番人気の低評価に甘んじていたが、2着に好走。改めて地力の高さをみせた。
その後は僚馬トーセンスターダムらと豪州遠征に。リアルインパクトに続く2週連続、日本勢、同じキャロットクラブの豪G1制覇はならなかったが、今後は順調であれば4月11日(土)のクイーンエリザベスS(G1)にトーセンスターダムと共に挑む予定。

トゥザワールド
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:トゥザヴィクトリー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:11戦4勝
重賞勝利:14年弥生賞(G2)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。