【POG】美しい尾花栗毛が駆けるヒプノティスト新馬勝ち…東京新馬

6月27日(土)、3回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の1番人気・ヒプノティスト(牡2、美浦・奥村武厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で6番人気・タニセンビクトリー(牡2、美浦・堀井厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・エンジニア(牡2、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。

ショウナンアンセムが抜群のスタートから先手をうかがうが、二の脚を利かせてタニセンビクトリーがハナへ。キングドラゴンが続いて、その後ろにコスモヴェッキオ、カメリエーレと並ぶ。
ゆったりとした流れで先団が固まって4コーナーを迎えると手応えを残したまま、タニセンビクトリーが先頭。その外を満を持して追い出した1番人気ヒプノティストがアッサリと前を捕らえてゴールイン。タニセンビクトリーが2着に踏ん張り、後方から鋭く伸びてきたエンジニアが3着争いを制した。

勝ったヒプノティストはダービー、NHKマイルCを勝ち種牡馬としても大活躍しているキングカメハメハが出ている牝系の出身。尾花栗毛の美しい馬体を持ち、そのルックスも注目されていた。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は日高町の日高大洋牧場。馬名の意味由来は「催眠術師」。

1着 ヒプノティスト(奥村武調教師)
「落ち着きがあって冷静なところがこの馬の良いところです。今日も稽古通りに走ってくれましたね。この先が楽しみです」

2着 タニセンビクトリー(江田照騎手)
「スタートもそれなりに出ましたし、競馬が上手な馬です。追い切りでも追ってからしっかり反応できましたし、今日も最後まで脚を使っているんですけどね。勝ち馬が強かったですね」

3着 エンジニア(内田博騎手)
「まだ成長途上の段階ですし、それを考えればよく頑張っていますよ。これから体が成長してくれば、更に良くなると思います」

4着 コスモヴェッキオ(嘉藤騎手)
「スタートの一歩目は遅かったですけど、二の脚で良い位置につけられました。追い切りでは反応が遅いところがあったので、早目に促していきました。この先テンションが上がらなければ良いですね。使って良くなると思いますし、まだまだ伸びシロがあるので楽しみです」

5着 キングドラゴン(北村宏騎手)
「ゲートを上手く出てくれました。馬の間に入ってグッと伸びそうになりましたが、まだトモがしっかりしていないのでモタれてしまって伸びませんでした。センスは良いので、体がしっかりしてくれば変わってくると思います」

9着 テオドール(戸崎圭騎手)
「モタモタしていましたが、道中の雰囲気は悪くありませんでした。使いながら良くなってくれば、と思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ヒプノティスト
(牡2、美浦・奥村武厩舎)
父:クロフネ
母:ハッピーディレンマ
母父:アグネスタキオン

ヒプノティスト

ヒプノティスト

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