ここは通過点! 抜群切れ味でシルバーステートが2連勝…紫菊賞

10月17日(土)、4回京都4日目9Rで紫菊賞(芝2000m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・シルバーステート(牡2、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.2(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・ジョルジュサンク(牡2、栗東・鮫島厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・パールフューチャー(牡2、栗東・中内田厩舎)が続いて入線した。

断然人気のシルバーステートが好スタートもグッと我慢して好位に控える。先手を取ったのはジョルジュサンクで、パールフューチャー、シルバーステート、ラハトケレブ、マイネルアトゥーと続き、各馬が一直線の縦長となってレースが進む。
坂の下りで後方にいたグローリーミストも徐々に好位へ。軽快に飛ばすジョルジュサンクが後続を3馬身離して直線に入る。逃げるジョルジュサンクにパールフューチャーが迫るが、外へ持ち出したシルバーステートが並ぶ間もなく2頭を交わすと、ゴール前では福永騎手の手綱はほとんど動くことないまま悠々と2連勝を飾った。

勝ったシルバーステートは、近親に皐月賞2着、ダービー3着などクラシックで活躍し、香港ヴァーズでも2着に入ったシックスセンスがいる血統。デビュー戦はアタマ差の2着に敗れたが、続く未勝利戦を5馬身差でレコード勝ち。今回は単勝オッズ1.1倍の圧倒的1番人気に支持され、それに応える圧巻の末脚を見せた。

馬主は株式会社G1レーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「銀の州、ネバダ州の愛称」。

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シルバーステート
(牡2、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
通算成績:3戦2勝

シルバーステート

シルバーステート

シルバーステート

シルバーステート

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