【スワンS】3歳牝馬アルビアーノが古馬を撃破して重賞2勝目!

10月31日(土)、4回京都8日目11Rで第58回スワンS(G2)(芝1400m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の2番人気・アルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.2(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・フィエロ(牡6、栗東・藤原英厩舎)、3着には3/4馬身差で4番人気・オメガヴェンデッタ(セ4、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったのはリトルゲルダだが、それを制してエーシントップがハナへ。コパノリチャード、テイエムタイホー、ベルルミエール、リトルゲルダが続き、サトノルパンは少し行きたがる素振りを見せて中団のイン、その外にいつもより後ろのポジションでアルビアーノが追走し、フィエロは後方3番手に構えて終いの脚にかける。
直線に入るとテイエムタイホー、リトルゲルダが勢い良く先頭に躍り出るが、それを一気に交わしたのが3歳牝馬のアルビアーノ。フィエロも馬場の真ん中から脚を伸ばしてくるが、アルビアーノがゆうゆうと振り切って11月22日に行なわれるマイルCSの優先出走権を獲得した。

なお、最後の直線でローブティサージュが落馬競走中止。騎乗していた福永祐一騎手は翌日の騎乗もすべて乗り替わりになっている。

勝ったアルビアーノは重賞2勝目。今年1月にデビューから無傷の3連勝でフラワーCを勝利し、NHKマイルCでも2着に入った。関東オークス4着のあと、秋初戦の京成杯AHでは7着と敗れたが、今回は中団に控える競馬で見事な差し切り勝ち。マイルCSに向けて収穫の大きな勝利となった。

馬主は吉田和美氏、生産者は米のHelenAlexander&HelenGrovesRevTrust。馬名の意味由来は「イタリアのコムーネ名」。

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アルビアーノ
(牝3、美浦・木村厩舎)
父:Harlan’s Holiday
母:Antics
母父:Unbridled
通算成績:7戦4勝
重賞勝利:
15年スワンS(G2)
15年フラワーC(G3)

アルビアーノ

アルビアーノ

アルビアーノ

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