トピックスTopics
良血チェッキーノが3馬身差快勝!レコードのおまけ付きで樫へ!
2016/4/24(日)
●4月24日(日) 2回東京2日目11R 第51回フローラS(G2)(芝2000m)ジュエラー、シンハライトらが高いパフォーマンスを見せた今年の桜花賞だが、2歳女王メジャーエンブレムがNHKマイルCへ向かうことが発表されるなど、牝馬クラシック2冠目・オークス(G1)の大勢はまだまだ未知数。 3着までに優先出走権が与えられるフローラS(G2)は激戦が期待されたが、終わってみれば桜をパスしたローテーションを組んできたチェッキーノ(牝3、美浦・藤沢和厩舎)の独壇場だった。
外枠が不利とされる東京芝2000mの舞台で大外枠。ましてや、開幕週の馬場。それでも、慌てることなく18番枠から中団で流れに乗ると、道中は好機を窺うようにジックリと待機。直線では先行馬たちが脱落する中、馬場の中目を突き抜けると、上がり最速タイの末脚でみるみる内に2着馬に3馬身差をつけた。
インタビューでは「今日は楽だった」と幾度と無く口にしたのはクリストフ・ルメール騎手。テン乗りとは思えぬレース運びに「今日は良いスタートで、良いポジション。前に馬がいて、リラックスして走ってくれたし、折り合いも問題なかった。スタミナもありますね」と手放しでパートナーの走りを称賛した。
これがJRA通算1300勝達成と節目のVになったのは藤沢和雄調教師。 母のハッピーパス、全兄のコディーノら6頭のきょうだいを管理してきた、いわばゆかりの血統馬での勝利に目尻は下がりっぱなしだ。 「気が良すぎるところのある血統で、よく知っているのですが、この馬は本当に穏やかです。桜花賞も行きたかったのですが、牧場サイドから『疲れもあるので、ここまで待とう』という話がありました。輸送を考えれば、ここまで待ってよかったです。次こそは本番にいきますよ(笑)」と次戦を見据えた。
2分を切る秀逸な時計でレースレコードと力の違いを証明してみせたチェッキーノ。樫の舞台では、桜花賞上位勢らとどんな闘いを演じてくれるのか。関東から新星誕生をアピールした。
![フローラS](https://www-f.keibalab.jp/img/upload/topics/201604/160424_cecchino04.jpg?1461506177)
![フローラS](https://www-f.keibalab.jp/img/upload/topics/201604/160424_cecchino05.jpg?1461506177)
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/6/21(金) 変則開催場による馬や陣営への影響は?【高田潤コラム】
- 2024/6/21(金) 祝・重賞初制覇!マーメイドSをたっぷりプレイバック!歓喜の舞台裏【永島まなみコラム】
- 2024/6/21(金) 上半期最後のG1はローシャムパークと宝塚記念へ!【戸崎圭太コラム】
- 2024/6/17(月) 【東京ジャンプS】3連勝中!新星候補ブラックボイスが重賞初勝利を狙う
- 2024/6/17(月) 【東京ジャンプS】障害で新味見せたサクセスエース!ジョッキーが語る今後の可能性
- 2024/6/21(金) 【宝塚記念】春G1予想10戦8勝!絶好調アンカツが「京都開催の宝塚記念」を斬る!
- 2024/6/21(金) 【宝塚記念】まさかの明暗ハッキリ!「ドウデュースvsジャスティンパレス」どっちを買うべき?
- 2024/6/20(木) 47歳になりました【柴田大知コラム】