伏兵ディーズプラネットが直線一気の末脚で差し切り…端午S

5月1日(日)、3回京都4日目10Rで端午S(ダ1400m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の7番人気・ディーズプラネット(牝3、美浦・藤原辰厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.5(良)。

2着にはクビ差で3番人気・コウエイエンブレム(牡3、栗東・山内厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・ヴェゼール(牡3、栗東・河内厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエルフィンコーブ(牝3、栗東・池添学厩舎)は15着に敗れた。

バラバラッとしたスタートからヨンカーが先行。人気のエルフィンコーブ、コウエイエンブレムが好位で追走。スリラーインマニラは中団馬群の中、道営から転入してきたタイニーダンサーは後方からのレースとなった。
4角でエルフィンコーブは早々と後退。残り1Fでソーディヴァインが先頭に立つが、コウエイエンブレムが良い脚でそれを交わす。これで決まりかと思われたが、馬群の間からディーズプラネットが一気に強襲、捕えたところがゴール。2着に早めに抜けだしたコウエイエンブレム、3着に勝ち馬と一緒に伸びたヴェゼールが突っ込んだ。

勝ったディーズプラネットは前走の昇竜Sでも良い末脚で5着と健闘していたが、今回の末脚はさらに磨きがかかった印象で、世代上位の末脚が重賞でも炸裂するか注目したい。
馬主は秋谷壽之氏、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「冠名+惑星」。

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ディーズプラネット
(牝3、美浦・藤原辰厩舎)
父:クロフネ
母:ザデイ
母父:シンボリクリスエス
通算成績:7戦3勝

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