【POG】サウスヴィグラス産駒マコトパパヴェロが差し切り2馬身半差V…福島新馬

7月2日(土)、2回福島1日目6Rで2歳新馬(ダ1150m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の6番人気・マコトパパヴェロ(牝2、美浦・岩戸厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.4(稍重)。

2着には2馬身半差で2番人気・クロースリーニット(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・アイティプリンセス(牝2、美浦・竹内厩舎)が続いて入線した。

序盤からバラついた展開になったが、人気のクロースリーニットがハナへ。レース直前に放馬のアクシデントに見舞われたアイアムキャッツアイも好位をマーク。1番人気のアイティプリンセス、マコトパパヴェロはやや遅れ、その後方の集団を追走。直線を向く頃には5頭の争いといった様相に。ゴール前まで激しい追い比べとなったが、外からマコトパパヴェロが脚を伸ばし、差し切ってみせた。

勝ったマコトパパヴェロは昨年の北海道サマーセールにおいて、388.8万円で落札されていた。現2歳世代でサウスヴィグラス産駒の勝ち上がりは初めてのこと。馬主は株式会社ディアマント、生産者は新冠町の須崎牧場。馬名の意味由来は「冠名+けし(植物名)(伊)」。

1着 マコトパパヴェロ(津村騎手)
「返し馬のときから、ダートの走りの感触が良かったです。芝部分ではダッシュがつきませんでしたし、牝馬らしくないズブさがあって徐々にハミを取る形でしたが、最後は良い脚を使ってくれました。距離はもう1ハロン延びても良さそうです」

2着 クロースリーニット(戸崎圭騎手)
「追い切りのときよりも折り合いがつきました。良いスピードがありますね」

3着 アイティプリンセス(竹内調教師)
「スタートの芝部分でスピードに乗り切れず、思っていたより後ろからになりましたが、ダートの走りは良かったです。砂を被って厳しい競馬になりましたが、最後も伸びていますし、内容は悪くなかったと思います。距離はもう1ハロンくらいあっても良さそうですね」

4着 アイアムキャッツアイ(蛯名騎手)
「よく頑張っていますが、テンションの高いところがあってカーッとなりそうな感じがあります。気持ちが空回りしている感じですね。良いスピードはあるので、芝を試してみたい気もします」

5着 トワイライトライフ(石川騎手)
「攻め馬で乗せてもらって、小脚を使えるのでダートの短距離は合うと思っていましたし、レースでも二の脚で先団に取りつけました。勝負どころでフワッとしてポジションが下がりましたが、また最後は詰めてきてくれました。競馬を覚えてくればやれると思います」

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マコトパパヴェロ
(牝2、美浦・岩戸厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:ハネダキセキ
母父:フジキセキ

マコトパパヴェロ

マコトパパヴェロ

マコトパパヴェロ


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