【七夕賞】8歳ダコール 坂路自己ベストを大幅更新「若々しさがある」

6日、七夕賞(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、新潟大賞典4着のダコール(牡8、栗東・中竹厩舎)は、小牧太騎手が騎乗し、坂路で単走、終い一杯に追われて4F50.3-37.4-25.2-13.0秒をマーク。ラスト1Fは少し時計を要したが、8歳夏にして自己ベストを1秒以上短縮。古豪健在をアピールした。

このベテランの動きに中竹和也調教師も「ようやく気持ちと体力のバランスがとれてきた感じだね。気性もそうだけど、馬体を見ても若々しさがあるよ。あまり坂路では動かないタイプだが、時間帯を考えればいい時計で動けていた。好調をしっかりと維持できているよ」と満面の笑みを浮かべる。

あとは「前走は馬場につきる。乾いた芝で走らせてやりたい」と話す当日の馬場状態。過去に重馬場での好走もあるが、やはりベストは良馬場での決め手勝負。3度目の七夕賞挑戦で陣営の願いが叶って2つ目の重賞Vとなるか注目される。