ダート初戦のピオネロが最後までしぶとく粘りこみV!…白川郷S

ピオネロ

7月9日(土)、3回中京3日目11Rで白川郷S(ダ1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ピオネロ(牡5、栗東・松永幹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.4(不良)。

2着にはクビ差で4番人気・モズライジン(牡4、栗東・矢作厩舎)、3着には3馬身差で6番人気・スノーモンキー(牡6、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミツバ(牡4、栗東・加用厩舎)は4着に敗れた。

全馬ほぼ揃ってスタート。キングノヨアケが逃げる形となり、直後にスノーモンキーが半馬身差で追走する形に。人気のモズライジンも、今日は3番手と先行策を取り、ピオネロもその後ろ5番手を追走。人気のミツバは中団からやや後方で競馬を進めた。
隊列は変わらないまま馬群は直線へ。好位につけていたピオネロとモズライジンの追い比べとなったが僅かにピオネロが先頭に立つとそのまま最後まで抜かせることなくゴール板を通過。後方からミツバも鋭い足で追い込んでは来たが、前で粘っていたスノーモンキーを交わせず4着に終わった。

勝ったピオネロは今回がダート転向初戦。3歳時には芝の重賞戦線で掲示板内を確保するなど、若駒の頃から活躍が期待されていた。同条件を中々勝ち切れずにいたためダート転向となったが、その采配が的中。厩舎の先輩アウォーディーがダート転向後、重賞3勝を含む4連勝中と大躍進していることからも、ピオネロもダートでの覚醒に期待がかかる。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「先駆者(西)」。

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ピオネロ
(牡5、栗東・松永幹厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:クルソラ
母父:Candy Stripes
通算成績:23戦5勝
ピオネロ

ピオネロ


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