【POG】伏兵アルミューテンがまんまと逃げ切り!…中山新馬

アルミューテン

9月17日(土)、4回中山3日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の6番人気・アルミューテン(牝2、美浦・南田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.1(良)。

2着には3馬身差で4番人気・ウィンガーランド(牝2、美浦・菅原厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・サンティール(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアシャカダイキ(牝2、美浦・鈴木伸厩舎)は5着に敗れた。

ヒロノワカムシャが大きく立ち遅れ。勝ち馬は好スタートから積極的にハナに立ち、道中は1馬身ほどのリードを保っての逃げ。人気のアシャカダイキ、サーブルノワールは後方で控える中、1000m通過が65秒台のスローペースでレースは進む。

アルミューテンが先頭で直線に向くと再加速。後続を坂下で2馬身ほど引き離して逃げ切り態勢に持ち込む。内からウィンガーランド、馬群の間からサンティールが差を詰めにかかるも、逃げたアルミューテンの脚色は全く衰えること無く、最後は3馬身の差を付けて悠々とデビューVを飾った。

勝ったアルミューテンは今年の東京ダービー馬バルダッサーレを生産した日高町のサンシャイン牧場出身で、そのバルダッサーレもJRA時代は南田厩舎に所属しており、過去には東京ダービー馬プレティオラス、勝島王冠勝ち馬のプーラヴィーダも同様に所属していた。父、スクリーンヒーローにとってこの世代6頭目の勝ち上がりとなった。馬主は伊達敏明氏。馬名の意味由来は「そのサインにおいて一番支配力を発揮する天体のこと(占星術用語)」。

1着 アルミューテン(勝浦騎手)
「かなり良いペースで行かせてもらえたことは確かですが、素直で良い馬です。これからに期待します」

2着 ウィンガーランド(オールプレス騎手)
「稽古のときから手応えを感じていました。本当はもう少し前から運びたかったですけど、ゲートが少し遅くてあの位置からになりました。道中はロスなく回れましたし、最後も内からよく伸びてくれました。チャンスは近いと思います」

3着 サンティール(北村宏騎手)
「スタートはスパッと決まりませんでしたが、道中は遅い流れのなかでもリズム良く走れました。稽古でもそうでしたが、頭が高いフォームの分ビュッとは来ないもののジワジワと脚を使ってくれました。これから力を付けていけば楽しみです」

4着 アバンドーネ(内田博騎手)
「切れる感じではないので、軟らかい馬場が合うと思います。距離は問題ありませんし、ダートでもやれるかもしれません」

5着 アシャカダイキ(横山典騎手)
「今日は新馬戦ですからね。稽古でも動いていますし、良いものを持っていると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • アルミューテン
  • (牝2、美浦・南田厩舎)
  • 父:スクリーンヒーロー
  • 母:デラセーラ
  • 母父:Maria’s Mon
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