【POG】タルガら土曜阪神6Rトレセン直送トーク

●10月1日(土) 4回阪神7日目6R 2歳新馬(ダ1800m)

新種牡馬アイルハヴアナザー産駒の5枠8番タルガ(牡2、栗東・大久龍厩舎)は、先週のCWで福永祐一騎手を背に力強いフットワークを披露。坂路の最終追い切りでも時計以上に力感溢れる動きを見せた。

大久保龍志調教師は「素直な気性で手がかからない。追い切りの感じからも長くいい脚を使えそうなタイプじゃないかな。ダートの中距離戦は合うと思いますよ」とデビューVに意欲を見せる。祖母にデビュー2戦目で阪神3歳牝馬S2着のキュンティアがいる血統。初戦から好走している馬が多い母系だ。

6枠9番バングライオン(牡2、栗東・矢作厩舎)は、全兄に同じ矢作厩舎に所属し、レパードSと交流重賞の佐賀記念で2着に入ったタカオノボルがいる血統。昨年のセレクトセールにて1620万円で落札された。

最終追い切りでは古馬を相手に懸命に食らい付いて坂路4F53.7-12.4秒をマーク。「兄(タカオノボル)と馬体重は同じぐらいでも、見た目にはこっちの方が大きく見える。走りっぷりもダートは合うと思うよ」と渋田調教助手のジャッジも上々だ。鞍上は佐賀記念で兄に騎乗している武豊騎手

6枠10番アイアンテーラー(牝2、栗東・飯田雄厩舎)は母系にG2を4勝したローゼンカバリー、目黒記念を勝ったホクトスルタンがいるゴールドアリュール産駒。先週、今週と鮫島良太騎手が手綱をとり、今週はCW6F81.2-12.3秒の好タイムをマーク。

この動きに飯田調教助手も「乗り味もいいし、攻め時計も出ていますからね。ジョッキーも手応えを感じてくれてるんです。仕上がりもいいし、楽しみがありそう」と色気たっぷりに話している。鞍上も近況は少ない騎乗機会で見せ場を多く作っており、ここも一発ムードが漂う。