【アルテミスS】フローレスマジック 更に上昇ムード!「前走内容からも期待」

フローレスマジック

26日、アルテミスS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳未勝利・牝(10/9・東京・芝1600)1着のフローレスマジック(牝2、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-53.5-38.5-12.7秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「しっかり動かそうと思ってしっかり動かせましたし、予定通りの追い切りが出来ました。競馬を経験しながらサイクルも分かってきているようで、休むべきときに休めるようになっているように思います。肉体面はまだまだ成長段階ですが、精神面はだいぶドッシリとしてきました。まだ2歳のこの時期なので、相手関係など掴み切れない部分はありますし、他は気にせず自分の馬を良い状態に持っていくことを心掛けるだけですが、前走内容からも期待しています」

前走、サフラン賞1着のトーホウアイレス(牝2、美浦・田中清厩舎)は、柴田善臣騎手を背に坂路コースで追われ、4F55.3-39.2-25.2-12.3秒をマークした。

【柴田善臣騎手のコメント】
「前走は、終いにすごい脚を使ってくれました。こちらの指示にも反応しますし、動ける馬なのでどの競馬場でもやれると思います。最初の頃から体の使い方はセンスがありました。非力でしたが、徐々に力強さが出てきましたね。初戦は走る気持ちがなかったり、今もまだ精神面に危うさは感じますが、競馬に集中できる方に気持ちが乗って良くなってきています。先週の追い切りで乗ったときに、良い方に変わってきたかと思いましたし、今週も良かったので先週の感触が間違えていなかったと思いました。

距離を延ばしていくと血統による適性が出てくる馬も多いですし、レースの仕方だけで距離適性は判断しにくいですけど、道中の折り合いを考えるとレースの仕方からは2000くらいまでもっても良さそうな感じはします。とにかく段階を踏みながら成長してきていますし、このまま順調にいってもらいたいです」