【チャンピオンズC】モーニン 反撃へ坂路4F51.1秒「距離はこなせる」

モーニン

30日、チャンピオンズC(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

今年のフェブラリーSの覇者で、前走、武蔵野S7着のモーニン(牡4、栗東・石坂厩舎)は、巻き返しを期すべく助手を背に坂路でビッシリと追われ4F51.1-37.0-24.0-12.0秒をマーク。

浜名調教助手は「先週はコースで長めから追い切っているし、けさは予定通りに坂路で単走追い。順調に調整ができています。前走はゴチャゴチャしたとこに入って走りきれなかった。レース後もすぐに息が入ったぐらいですから。距離はこなせると思いますよ」と反撃へ意欲十分。底力は申し分ないだけに、何とも不気味な雰囲気が漂う。

前走、武蔵野S3着のカフジテイク(牡4、栗東・湯窪厩舎)は、助手を背に坂路で単走、終い一杯に追われて自己ベストをコンマ1秒更新する4F51.9-38.2-25.0-12.7秒を計時。大一番を前にして更に調子を上げている。

追い切りを見とどけた湯窪幸雄調教師も「いい時計で動いたね。硬さもなくなってきたし、最近は体を大きく見せるようになってる。それだけ具合もいいんだろうね」と状態面に自信を見せる。「あとは距離と展開かな。ま、中間はコースにも入れているし、対応して欲しい。あとはこの馬の末脚を信じて」と自慢の決め手で上位進出を狙う。

カフジテイク