【フェアリーS】リフレッシュで反撃ブラックオニキス「ここを目標に順調」

ブラックオニキス

写真は3日撮影

4日、フェアリーS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神JF12着のブラックオニキス(牝3、美浦・加藤和厩舎)は、黛弘人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.8-54.8-41.3-13.3秒をマークした。

【加藤和宏調教師のコメント】
「昨秋は中一週続きで輸送をしながらの競馬でしたが、よく我慢して頑張ってくれたと思います。前走後はオーナーと相談して、フェアリーSを使うことにしました。ここを目標に順調にきましたし、今日の追い切りも予定通りで上手く調整できたと思います。少し神経質なところのある馬ですが、上手くスタートを切って自分のリズムで運べれば初めての関東圏の競馬場でも大丈夫だと思います。今回は乗り替わりになりますが、気分良く走れれば終いは良い脚で伸びるので、その辺りが上手くいくようにジョッキーにも伝えてあります」

前走、赤松賞2着のシンボリバーグ(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は、北村宏司騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.9-40.7-12.9秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「この中間も時間をかけてジックリ乗り込んでいますし、体は出来ています。前走でも出負けをしたように、まだ若い面を残しています。競馬が上手ではありませんが、能力はあるので期待しています」

シンボリバーグ

写真は3日撮影

前走、アルテミスS7着のヒストリア(牝3、美浦・栗田徹厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.5-39.8-13.7秒をマークした。

【栗田徹調教師のコメント】
「まだ緩さが残っていますし修正するところもありますが、今週もしっかり調教を出来ていますからね。全体的に良い動きをしていましたし、伸びもありました。前走のときよりも良い過程です。狭いところに入ると躊躇する面はありますが、そこから抜け出す脚があります。スムーズに競馬をしたいですね。中山マイルは勝っていますし、前走でもゲートは出ているので極端な位置からの競馬にはならないと思います」