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【クラウンC】57キロも関係なし ローズジュレップが貫禄を見せ付け7馬身差V!
2017/4/5(水)
4月5日(水)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第20回クラウンカップ(S3)(3歳 別定 1着賞金1200万円 ダート1600m)は吉原寛人騎手騎乗の1番人気・ローズジュレップ(牡3、浦和・小久智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.41.9(稍重)。
2着に7馬身差で12番人気・セイジーニアス(牡3、川崎・八木正厩舎)、3着には2馬身差で10番人気・ラッキーモンキー(牡3、大井・鷹見浩厩舎)が続いた。なお、上位2頭には5月10日(水)に大井競馬場で行われる羽田盃の優先出走権が与えられる。
断然の1番人気に支持されたローズジュレップがスタンド前で敢然とハナを主張。バンドオンザラン、サイバーエレキングと続き、2番人気のブルーマネーは中団に付け、馬群は徐々に縦長となる。
3コーナーを迎え、軽快に逃げるローズジュレップに対して後続馬も詰め寄りにかかるが、手応えの差は歴然。楽な手応えのまま直線に入って後続を離す一方。中団から2着争いを制したセイジーニアスに7馬身差を付けて南関東に転厩後初勝利を飾った。
勝ったローズジュレップは北海道競馬・門別競馬場でデビュー。昨年11月の兵庫ジュニアGPでは並み居る中央の強豪を相手に重賞初勝利。暮れの全日本2歳優駿でも3着に入った。その後、浦和・小久保智厩舎に転厩。初戦の京浜盃こそ伸びを欠いて4着と敗れたが、立て直した今回は57キロを背負いながら全く危なげないレースぶりで圧勝。地力の高さを改めて証明して見せた。
馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング、生産者は新ひだか町の岡田スタッド。馬名の意味由来は「父名+母名の一部」。
「2歳の代表馬になった馬なので、力を信じて乗りました。先生から『取りこぼすな』と言われていたので、勝ってホッとしています。少し出が悪かったのですが、そこからスピードに乗ったら後ろを封じる感じでマイペースで行きました。周りにしてみればハイペースだったと思うのですが、最後もしっかり脚を使う馬なので良かったと思います。ハナに行けたのも良かったと思うし、距離が延びても自分のペースで行ければ面白いと思います。4コーナーで来れる馬はいないなと思いましたが、少し遊んでいて、ちょっと追っておかないと、次の羽田盃のこともありますので。初めて乗って、乗り心地も良く『さすがだな』と思いましたし、まだまだ成長すると思います。ここでしっかり勝てて羽田盃に行けることはいいことなので、また結果を残したいですね。今日はありがとうございます。またローズジュレップの強いレースを見て下さい」
「強かったですね。今日は負けちゃいけないと思っていました。4コーナーを回る時点で確信したので、もう1頭の方が気になりました。(ジョッキーには)今日は負けちゃいけないレースというのと、『乗り方は任せた』と伝えました。次走は羽田盃1本で行くつもりです。ダービーまでは負けないように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」
- ローズジュレップ
- (牡3、浦和・小久智厩舎)
- 父:ロージズインメイ
- 母:タニノジュレップ
- 母父:コロナドズクエスト
- 通算成績:10戦5勝
- 重賞勝利:
- 17年クラウンC(S3)
- 16年兵庫ジュニアGP(Jpn2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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