【オークス】ソウルスターリングが桜花賞の雪辱!先行抜け出し完勝

ソウルスターリング

5月21日(日)、2回東京10日目11Rで第78回優駿牝馬(G1)(芝2400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:24.1(良)。

2着には1馬身3/4差で6番人気・モズカッチャン(牝3、栗東・鮫島厩舎)、3着には2馬身半差で2番人気・アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

ソウルスターリングは好スタートを決め、隣枠のフローレスマジックを先に行かせて2番手の絶好位からレースを進めた。好位の内にモズカッチャン、外から桜花賞馬レーヌミノルが続く。リスグラシューは先行集団を見ながら中団からの競馬。アドマイヤミヤビ、ディアドラは後方寄りで脚をためた。馬群は一団で進み、前半1000mの通過は61秒7。4コーナーまで隊列がほとんど変わらないまま直線勝負に入った。ソウルスターリングは残り400m付近でフローレスマジックをかわして先頭へ。内からモズカッチャンが追いすがるが、馬場の中央に持ち出すとグングン加速した。最後はモズカッチャンに1馬身3/4差をつけて快勝。大外から伸びてきたアドマイヤミヤビが3着に入った。

勝ったソウルスターリングは、昨年7月の札幌でデビュー勝ち。10月のアイビーSでは皐月賞2着のペルシアンナイトを封じて2連勝を飾った。阪神ジュベナイルFも1番人気に応えて快勝。年明け初戦のチューリップ賞も勝ち、無傷の4連勝とした。桜花賞でも圧倒的な1番人気に推されながら3着に敗れ初黒星。オークスではファンの支持に応えた。父は怪物フランケル、母スタセリタはルメール騎手とのコンビでフランスのG1を制した経験を持つ世界的な良血馬・社台サラブレッドクラブで総額6000万円で募集された。

馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「魂を揺すぶる様な。そんな走りに期待して」。

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  • ソウルスターリング
  • (牝3、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:Frankel
  • 母:スタセリタ
  • 母父:Monsun
  • 通算成績:6戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年オークス(GⅠ)
  • 17年チューリップ(GⅢ)
  • 16年阪神JF(GⅠ)

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