スルターナなど≪福島7~10・12R≫レース後のコメント

7月9日(日)、2回福島4日目7Rで3歳未勝利(芝2000m)が行なわれ、木幡巧也騎手騎乗の9番人気・シンボリジュネス(牝3、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.4(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・パルフェクォーツ(牡3、美浦・古賀慎厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・クインズゴールド(牝3、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。

1着 シンボリジュネス(木幡巧騎手)
「2000という距離を心配していましたが、よく頑張ってくれました。切れるタイプではないので、早めに動く形を選択しました。最後は右にモタれ気味でしたが、よく走ってくれました」

2着 パルフェクォーツ (内田博騎手)
「外に出したかったですけど、向正面では手応えがそれほどありませんでした。ただ3コーナー辺りではハミをグーッと取りました。力は抜けている馬なんですけどね」

3着 クインズゴールド(吉田豊騎手)
「2000は初めてでしたが、良い枠から上手に走ってくれました。勝負どころも上手く捌けたので最後はもう少し伸びてほしかったですが、ジワジワ脚を使ってくれました」

4着 ヤマニンゼーレ(柴田善騎手)
「道中はガマンして運べましたし、良い感じで上がっていけましたが、最後は4着まで下がってしまいました。もうひと押し欲しいですね」

5着 ピンクスパイダー(野中騎手)
「ゲートを出ませんでしたが、自分から動いて外を回りながら5着にきましたからね。スムーズなら違ったと思います」

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8Rで3歳上500万(ダ1700m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の1番人気・ポッドクヒオ(牝4、美浦・武藤厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.1(良)。

2着には3馬身半差で8番人気・アンリキャトル(セ6、美浦・古賀慎厩舎)、3着にはアタマ差で6番人気・タイセイストーム(牡5、美浦・新開厩舎)が続いて入線した。

1着 ポッドクヒオ(津村騎手)
「前走よりも馬の具合が良くて落ち着きもあったので、自分の競馬が出来ればと思っていました。今日は完勝でした」

2着 アンリキャトル(北村宏騎手)
「返し馬では、暑くて馬の元気がないかと思いましたが、前半は進まなかったものの終いはよく脚を使ってくれました。勝ち馬には離されましたが、この馬もよく頑張っています」

3着 タイセイストーム(石橋脩騎手)
「注文通りに自分の形の競馬は出来ました。3コーナーで来られてキツい展開でしたが、よく耐えてくれました。能力がありますね」

4着 ワイルドゲーム(嘉藤騎手)
「ゲートの中の体勢が悪いときにスタートを切られて、後ろからになりました。仕掛けていかないと進んでいかない感じはしますが、ブレーキをかけずに上がっていけましたし力はありそうです」

5着 ラテールプロミーズ(内田博騎手)
「3コーナー辺りで下がらざるを得ない状況になってしまいましたが、そこからよく盛り返してくれました。勝てる力のある馬です」

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9Rで織姫賞(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・コパノマリーン(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.8(良)。

2着には3馬身差で3番人気・スターファセット(牝5、美浦・中川厩舎)、3着には3馬身差で7番人気・ハギノカエラ(牝4、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。

1着 コパノマリーン(戸崎圭騎手)
「降級戦ですし、少しペースは速かったですけどリズム良く運べればと思っていました。強かったですね」

2着 スターファセット(大野騎手)
「ちょうど良いポジションだと思ったんですけどね。最後までしっかり走っています。今日は勝ち馬が強かったです」

3着 ハギノカエラ(石橋脩騎手)
「ゲートはポンと出ましたが、それほど行けなさそうでしたしジッとしていました。ペースも流れていましたし、馬群を捌けるだろうと思って内に行きました。4コーナーの手応えも良かったですし、最後もしっかり脚を使ってくれました。良い能力がありますね」

4着 アイスコールド(津村騎手)
「ペースが流れていましたしちょうど良い位置だと思いましたが、勝負どころでは手応えが怪しくなってしまいました。もう少し馬なりで上がっていきたかったんですけどね。今日は勝ち馬が強かったです」

5着 ゴールデンハープ(吉田豊騎手)
「今日はペースが流れて縦長の展開になりましたからね。団子状態になるような形になれば、もっと良かったと思います」

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10Rで天の川賞(ダ1700m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・スルターナ(牝5、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.7(良)。

2着には1馬身3/4差で4番人気・フクノグリュック(牡5、美浦・杉浦厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・アンプラグド(セ6、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。

1着 スルターナ(横山典騎手)
「体が増えて状態が良くなっていました。前走はスタートを出ましたが、元々速い方ではありませんでしたしこういう形も考えていました。早めに加速していった分コーナーで膨れ気味になりましたが、よく頑張ってくれました」

2着 フクノグリュック(内田博騎手)
「行くつもりはありませんでしたが、スタートを普通に出ましたしペースも遅かったですからね。いつもは後ろから行く馬ですが、今日のような形の競馬が出来たことは良かったと思います。今日は勝ち馬が強かったです」

3着 アンプラグド(石橋脩騎手)
「外枠だったので、自分のリズムで運ぼうと思っていました。ゲートをポンと出ましたが、行き過ぎないようにコントロールしました。向正面で勝ち馬と一緒に上がっていって遅れてしまいましたが、最後まで脚を使ってくれました」

4着 アドマイヤピンク(柴田善騎手)
「以前に乗ったときと比べて、馬の形が変わってしっかりしてきていますね。落ち着きがありますし、今後も安定して走れそうです」

5着 エイムハイ(北村宏騎手)
「返し馬ではフットワークが硬めでしたが、レースでは大丈夫でした。使える脚が短いと聞いていたので、工夫が必要かと考えて乗りました。今日はペースが遅かったですが、違う展開なら差し込めるのではないかと思います」

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12Rで彦星賞(芝1200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の5番人気・ブラックバード(セ5、美浦・武市厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.7(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・ジュンザワールド(牡4、美浦・勢司厩舎)、3着には半馬身差で9番人気・バトルグランドリイ(牝4、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたプレイヤード(牡4、美浦・田中剛厩舎)は5着に敗れた。

1着 ブラックバード(武市調教師)
「前走は、去勢休養明けだった分もあったかと思います。平坦小回りに実績があるので、ここを目標に調整してきました。今日は体が減っていましたが、かえって良かったと思いますし全てが良い方に出ました。転厩馬なので去勢前のことは分かりませんが、現状を見ると去勢がプラスに働いたと思います」

2着 ジュンザワールド(北村宏騎手)
「久々の芝で返し馬では少し硬さも感じましたが、スムーズに流れに乗れました。暑さの影響か息遣いがもうひとつでしたが、最後はよく伸びてくれました」

3着 バトルグランドリイ(江田照騎手)
「稽古の乗り味が良かったですし、期待していました。近走の成績については分かりませんが、今日の感じでは良い形の競馬が出来ていると思います」

4着 チェルカトーレ(柴田善騎手)
「ブリンカーがきいていますね。行きたがるところはありますが、3コーナー辺りで息を入れられましたし最後まで頑張ってくれました」

5着 プレイヤード(大野騎手)
「ゲートのタイミングが合いませんでしたが、終いはよく伸びてくれました。そのうち、このクラスでもチャンスが回ってくると思います」

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