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【マーキュリーC】大外を力強く伸びた松山&ミツバが重賞初勝利!
2017/7/19(水)
7月17日(祝)、盛岡競馬場で行われた交流重賞・第21回マーキュリーC(Jpn3)(3歳上 別定 1着賞金2300万円 ダート2000m)は松山弘平騎手騎乗の1番人気・ミツバ(牡5、栗東・加用厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.02.1(稍重)。
2着にクビ差で2番人気・ピオネロ(牡6、栗東・松永幹厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・クリノスターオー(牡7、栗東・高橋忠厩舎)が続いた。
ドリームキラリがレースを引っ張り、クリノスターオーがピッタリと追走。ディアデルレイ、ピオネロと中央勢が前を固め、1番人気のミツバはそれらを見る形で脚を溜める。
4コーナーを回り、直線は中央勢の脚比べ。逃げるドリームキラリにクリノスターオーが並びかけて押し切りを図るが、内を突いてピオネロ、大外からミツバが脚を伸ばし、ラスト50mは一騎討ち。わずかにミツバがピオネロを競り落としてトップでゴールした。
勝ったミツバは、4度目の重賞挑戦で待望のタイトル獲得。昨秋以降の充実ぶりは目覚ましく、2月の川崎記念でも4着に入るなど、いつ重賞タイトルを手にしてもおかしくない地力を付けていた。近親にJBCスプリントなど重賞6勝を挙げたスターリングローズがいる血統で、今後更なる活躍が期待される。
馬主は株式会社協栄、生産者は日高町のタバタファーム。馬名の意味由来は「植物名。本馬誕生日より連想」。その誕生日は2012年の3月28日。
「馬のリズムを第一に考えて乗ろうと思いました。前残りとか色々考えるところはあったのですが、比較的広いコースですし、ミツバにも合うかなと思っていたので、あとはミツバの競馬をしたいなと考えていました。もう少し後ろになってしまうのではないかというのはあったのですが、先行集団の後ろくらいに付けることが出来て、これだったら動きたい時に動けるので、あとは馬を信じて乗りました。
どうしても3~4コーナーでズブさが出てしまうので、そこはまだ課題ではあるのですが、直線を向いてからはシッカリ伸びてくれて、いつも通り強いミツバのレースをしてくれたなと思います。本当に力はある馬で、乗り方だったり、少し気持ちに左右される面があるのですが、重賞は勝てる馬だと思っていました。
これからも力を信じて、馬の気分を損なわないように誘導出来たらと思います。また強い競馬が出来るようにこれからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」
- ミツバ
- (牡5、栗東・加用厩舎)
- 父:カネヒキリ
- 母:セントクリスマス
- 母父:コマンダーインチーフ
- 通算成績:30戦9勝
- 重賞勝利:
- 17年マーキュリーC(Jpn3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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