【アイビスSD】51キロ3歳牝馬ラインミーティア「恥ずかしい競馬にはならない」

26日、アイビスSD(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、韋駄天Sで4着のラインミーティア(牡7、美浦・水野厩舎)は、嶋田純次騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.9-38.5-13.5秒をマークした。

【水野貴広調教師のコメント】
「この中間も順調にきていますし、今日の追い切りの動きも良く仕上がりは問題ありません。今回は重賞でオープン特別と違ってメンバーが更に強いですけど、この馬も直線競馬の実績が良いですし終いもしっかりしているので、恥ずかしい競馬にはならないだろうと思っています」

前走、さくらんぼ特別で1着のレジーナフォルテ(牝3、美浦・佐藤吉厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.2-52.7-39.0-13.0秒をマークした。

【岩本助手のコメント】
「スタートしてからムキになってしまうとどうしても終いが甘くなるので、テンに息が入るかどうかが課題の馬ですが、前走はジョッキーが上手く流れに乗って競馬をしてくれました。前走の前に牧場から帰ってきたときは、正直少し重い感じがしましたし叩いて次かなとも思いましたが、よく頑張ってくれました。馬が成長していると思います。
2歳未勝利を強い勝ち方をしたときに、出来ればここを使いたいと佐藤先生も話していましたし、前走を勝ってそれが実現できて良かったです。前に行って一生懸命走るタイプですしここ最近の暑さもあったので、レース後は使った分の疲れはありましたが、担当者がしっかりケアをしているので態勢は整っています。杉原騎手から、追い切りも乗せてほしいとお願いをされていますが、いつものパターンで助手を乗せて坂路からウッドでやりました。前走後の疲れもだいぶ取れて今日の動きも良かったですし、十分に力を出せる状態だと思います。
日常でカイバを食べているときも気の強さを見せることがありますが、競馬に行ってその気の強さが良い方に出ていると思いますし、直線競馬でも良い競馬を出来るポイントかと思います。メンバーは強いですけど、軽量を生かして上位争いに加わってくれれば、と思います。直線競馬の重賞は1年に1回ですし、この舞台は一番向いていると思うので力を出してもらいたいですね」

前走、韋駄天Sで7着のブライトチェリー(牝7、美浦・菊川厩舎)は、柴田大知騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.8-37.9-25.0-12.7秒をマークした。

【柴田大知騎手のコメント】
「今日の追い切りは、しっかりやってほしいと先生から指示を受けていました。直線で気合いをつけて良い時計が出ていましたし、動きも息遣いも良かったです。レースでは乗ったことはありませんが、直線競馬は結果を出しているコース条件ですからね。まだ枠順は決まっていませんが、しっかりした走りをする馬ですし頑張ってもらいたいです」