サクステッドが抜け出しV!ウオッカ第4仔タニノフランケルは2着…新潟新馬

サクステッド

8月12日(土)、2回新潟5日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の7番人気・サクステッド(牡2、美浦・小西厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.5(稍重)。

2着には1馬身3/4差で1番人気・タニノフランケル(牡2、栗東・角居厩舎)、3着には1馬身3/4差で3番人気・ヴォウジラール(牡2、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。

レースは名牝ウオッカの仔で注目を集めたタニノフランケルがロケットスタート。すかさずハナを切ると、ゆったりとしたペースに持ち込む。直線では、タニノフランケルが追われてからの伸びがひと息。それを尻目に好位を追走していた外からジワジワと脚を伸ばすと、他馬を突き放した。

勝ったサクステッドは今夏、急逝してしまったタートルボウルの産駒。父の仔はこの世代で初めての勝ち上がり。母系には日経賞を制し、天皇賞(春)でも2着だったアルナスラインがいる血統。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「組曲「惑星」の「木星、回枠をもたらすもの」より。母名より連想」。

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1着 サクステッド(吉田隼騎手)
「返し馬のときに折り合いが難しい感じがしましたし、外回りコースなのでリズム良く走らせたいと思っていました。人気馬が行ってくれたことで、競馬がしやすかったです。3コーナー辺りで馬が行く気になったので、それに任せて上がっていきました。直線では1頭だけでもソラを使わず33.9で上がりましたし、能力があります。将来的には短距離向きになりそうな感じがしますけど、コーナーを4回回るコース形態なら距離もこなせそうです」

2着 タニノフランケル(M.デムーロ騎手)
「良い競馬が出来ました。まだ子供っぽいところがありますし体も緩いですが、真面目に一生懸命走ります。とても良い馬ですよ。今日勝てなかったのは残念ですが、次も楽しみです」

3着 ヴォウジラール(内田博騎手)
「向正面から動いていったように見えると思いますが、ペースが遅かったですし自分のリズムを守って走れていました。直線のヨーイドンになると厳しいかと思っていましたが、勝ち馬にスッと脚を使われましたし仕方ないですね。気性が素直で素軽い走りをしますし、長めの距離も良いと思います」

4着 オウケンムーン(北村宏騎手)
「首の座りが柔らかくて、浮いた感じの走りでした。スタートは置かれ気味でしたが、終いはよくきていますし力を付けていけば良いと思います」

5着 ショウナンマリブ(吉田豊騎手)
「内枠を上手く利して運べました。本当はもう一列前から競馬が出来れば良かったですけど、最後もよく間を割って伸びてくれました。距離はこのくらいが良いと思います」

  • サクステッド
  • (牡2、美浦・小西厩舎)
  • 父:タートルボウル
  • 母:メガクライト
  • 母父:アグネスタキオン

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