出遅れたバレリオが超スローペースを豪快に差し切りデビューV!…中山新馬

バレリオ

9月9日(土)、4回中山1日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の1番人気・バレリオ(牡2、美浦・相沢厩舎)が優勝。スタートで出遅れながら、前半1000m通過が66秒を超えるスローペースを差し切った。勝ちタイムは2:05.5(良)。

2着には1馬身1/4差で逃げた4番人気・ニシノマメフク(牝2、美浦・中舘厩舎)が粘り込み、3着には半馬身差で3番人気・ハービーナ(牝2、美浦・中川厩舎)が追い込んだ。

勝ったバレリオは、全姉に2012年オークス3着のアイスフォーリスがいる血統。兄姉は堅実に勝ち上がっており、サンデーレーシングで総額4000万円で募集された。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「ユリの品種名」。

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1着 バレリオ(津村騎手)
「周りの馬を見てビクッとしてゲートを出ませんでしたし、道中も周りの馬を気にして突っ張る感じでした。まだトモが甘いですしこれからかなと思っていましたが、それでいてこのパフォーマンスですからね。この先が楽しみです」

2着 ニシノマメフク(中舘調教師)
「ハナに行けましたし、道中は物見をしていましたが終いまでしっかり走れていました。慣れていけば良いと思います」

3着 ハービーナ(中川調教師)
「気性的にカーッとしていませんし、ゲートはあれくらいだと思います。終いはしっかり脚を使っていますし、初戦としては十分だと思います」

4着 パワフルテソーロ (大野騎手)
「思っていた以上に良い位置を取れましたし、リズム良く運べました。初戦としては良い内容だったと思います」

5着 ロイヤルアフェア(内田博騎手)
「スタートをスッと出られず後ろからになりました。初戦だったこともあってか、ペースが上がったときにスッとついていけませんでした。それでも終いはしっかり脚を使っていますし能力はあるので、経験を積んでいけば良いと思います」

  • バレリオ
  • (牡2、美浦・相沢厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:リリウム
  • 母父:クロフネ

バレリオ
バレリオ

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