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【京都大賞典】坂路50.9秒ミッキーロケット「初戦から動けそう」
2017/10/5(木)
5日、京都大賞典(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。
●前走、宝塚記念6着のミッキーロケット(牡4、栗東・音無厩舎)は、古馬オープンのサンライズノヴァを相手に坂路で併せ馬。前半から積極的に飛ばし、パートナーを圧倒。4F50.9-37.6-24.9-12.8秒の好タイムで1秒斬って捨てた。
手綱をとった和田竜二騎手も「動きは良かったね。モタれる面はあったけど、これはいつものことだから。条件もいいし、自分の競馬をしたい。初戦から動けそうだよ」と大物食いへ色気たっぷりだ。
●前走、新潟記念7着のトーセンバジル(牡5、栗東・藤原英厩舎)は、鮫島良太騎手(レースでは岩田康誠騎手が騎乗予定)が騎乗してCWコースで古馬500万のフォンスを相手に5馬身先行。余裕十分で直線に入ると、ゴールまで脚色は衰えず、そのまま2馬身先着。6F85.7-68.7-53.5-38.5-11.8秒を計時した。
「先行させて気合を乗せながら走らせた。いつも乗ってるジョッキー(鮫島良騎手)は『いい状態です』と言ってた。予定通りにこれたし、いい仕上がり。去年からG1路線を走ってきたし、そういった経験を生かしたいね」と藤原英昭調教師。前走も7着とはいえ、0.2秒しか離されておらず、決め手勝負に持ち込んで上位争いに加わりたい。
●前走、宝塚記念11着のヒットザターゲット(牡9、栗東・加藤敬厩舎)は、坂路で助手を背に単走、終い一杯に追われて4F55.3-39.6-25.6-12.9秒をマーク。帰厩後の動きはキビキビとして若々しい姿を見せている。
清生調教助手も「いい休養ができましたね。疲れもないし、精神面がいいです。春と違って集中力があるし、今回はブリンカーを外して臨みます。休み明けでもあるし、今週はビシッと目一杯に追いました。動きは良かったですよ。年齢を考えると大きなこともいえないけど、無事に走って次につなげたい」と状態面には胸を張る。4年前の覇者が再び波乱を巻き起こすか。
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