【鎌倉記念】森泰斗&リコーワルサーが力強く抜け出して重賞初制覇!

鎌倉記念を勝ったリコーワルサー

10月11日(水)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第16回鎌倉記念(S3)(2歳 定量 1着賞金1200万円 ダート1500m)は森泰斗騎手騎乗の7番人気・リコーワルサー(牡2、大井・荒山勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.4(稍重)。

2着に3馬身差で2番人気・マッドドッグ(牡2、北海道・林和弘厩舎)が入り、3着にはアタマ差で5番人気・ゴールドパテック(牡2、川崎・岩本洋厩舎)が続いた。

牝馬のベニアカリがレースを引っ張り、リコーワルサーは中団を追走。人気のシェーンリートは中団に付けるも手応えが怪しく徐々に後退。代わってゴールドパテックが上がっていく。
3コーナー手前でリコーワルサーがスッとポジションを上げて、4コーナーでは早くも先頭。内で粘るマッドドッグとの差をジリジリと広げ、3馬身差を付けてゴール。際どくなった2着争いはマッドドッグがゴールドパテックの追撃をアタマ差退けた。

勝ったリコーワルサーは、7月の大井でデビューして新馬勝ち。前走のサプライズパワー・メモリアルでは敗れはしたが、中団から力強く脚を伸ばして3着と好走。森泰斗騎手を迎えたこのレースは3コーナーから積極的に動いてそのまま押し切る強い内容で、12月13日(水)に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(Jpn1)の優先出走権を手に入れた。また、騎乗した森泰斗騎手はケガから復帰して初の重賞制覇となった。
馬主は土橋正雄氏、生産者は新ひだか町のレースホース牧場。

【森泰斗騎手のコメント】
「ちょっと早仕掛けだなと思いましたが、ジッとしていたら4~5頭も外を回ることになるので、イチかバチかの競馬になってしまいましたね。能力は高い馬だと思いますし、新馬、2戦目と競馬で乗のっていたジョッキーたちが競馬を教えていたおかげで、良い走りをしてくれました。いいタイミングで乗せてもらったと思います。

自分自身、ケガから復帰して、リズムが良くなく、皆さんの期待に応えられない競馬が続いていますが、今日の勝利を機にいい結果を残していきたい。また、応援してください」

リコーワルサー
(牡2、大井・荒山勝厩舎)
父:ブラックタイド
母:エトワールステージ
母父:デヒア
通算成績:3戦2勝
重賞勝利:
17年鎌倉記念(S3)

リコーワルサーと森泰斗騎手
リコーワルサーの口取り
復帰後重賞初勝利となったリコーワルサーの森泰斗騎手
リコーワルサーの表彰式

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