【大阪杯】ダンビュライト力強く坂路4F50.5秒「この前みたいな競馬が理想」

28日、大阪杯(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、アメリカJCC1着のダンビュライト(牡4、栗東・音無厩舎)は、浜中俊騎手を背に坂路で追われ、4F50.5-37.6-25.5-13.2秒の好タイムをマークした。

【浜中俊騎手のコメント】
「『しっかり追って』との指示でしたし、しっかり動かして時計を出しました。イメージ通りに〝渋太い〟感じですね。瞬発力勝負になると分が悪そうだし、そういった意味ではこの前みたいな競馬が理想かな。持ち味を生かす競馬をしたい」

●前走、香港カップ5着のスマートレイアー(牝8、栗東・大久龍厩舎)は、四位洋文騎手を背に坂路で追われ、4F53.3-39.3-25.5-12.3秒をマークした。

【四位洋文騎手のコメント】
「初めて乗せてもらったので比較はできないけど、いい動きだったんじゃないかな。8歳だけど、年齢的な衰えとかは感じないね。これまでのレースを見ても、どんな競馬もできるイメージだね」

●前走、金鯱賞4着のヤマカツエース(牡6、栗東・池添兼厩舎)は、池添謙一騎手を背にCWコースで終い一杯に追われ、6F80.3-64.7-50.6-37.4-12.0秒をマークした。

【池添謙一騎手のコメント】
「この前は休み明けだったし、プラス12キロが示すように太かったのは確かです。でも、一度使ったことで、動きも良くなってきています。上積みは見込んでいいでしょう。去年ぐらい走ってくれれば十分、勝負になっていいですよ」

●前走、阪神大賞典6着のヤマカツライデン(牡6、栗東・池添兼厩舎)は、酒井学騎手を背に坂路で終い一杯に追われ、4F50.8-37.6-25.1-12.7秒をマークした。

【酒井学騎手のコメント】
「久しぶりに乗りますが、調教は動きますね。速い時計は出ましたが、跳びの大きな走りでそれほど速いとは感じなかったんですけどね。競馬は逃げる形になると思う。後ろを引きつけるより、この馬のリズムを大事に行きたいですね」

●前走、小倉大賞典5着のマサハヤドリーム(牡6、栗東・今野厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F54.8-40.0-25.9-13.0秒をマークした。

【今野貞一調教師のコメント】
「先週、重たい馬場でしっかりと負荷をかけてあるし、今週はサッとやりました。これで十分でしょう。いい体つきになってきましたよ。ただ、相手はかなり強力ですからね。自分の力をしっかり出し切る競馬をさせたい。それでどこまでやれますか」

ヤマカツライデン

大阪杯に向けて追い切りを行うヤマカツライデン

マサハヤドリーム

大阪杯に向けて追い切りを行うマサハヤドリーム