【ダービー卿CT】ハービンジャー産駒ヒーズインラブが重賞初挑戦で勝利!

ヒーズインラブ

3月31日(土)、3回中山3日目11Rで第50回ダービー卿チャレンジ(G3)(芝1600m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の4番人気・ヒーズインラブ(牡5、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.2(良)。

2着には半馬身差で6番人気・キャンベルジュニア(牡6、美浦・堀厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・ストーミーシー(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレーターロンドン(牡6、美浦・大竹厩舎)は5着に敗れた。

内からキャンベルジュニアが行くところを外からマルターズアポジーが制してハナへ。ソルヴェイグやマイネルアウラートも続き、これらを見ながらミュゼエイリアン、レッドアンシェル、ダイワリベラル、クラリティスカイまでが先行集団。中団にはロジチャリス、内にヒーズインラブ、サンライズメジャー、更に離れてストーミーシー、テオドール、グレーターロンドン、ゴールドサーベラス、最後方にポツンとアデイインザライフ。
先行勢の手は3コーナーで動き出し、ちょうど内にいるキャンベルジュニアは抜群の手応えで虎視眈々。馬群の内を割ってきたヒーズインラブ、大外を手応え良く進出してきたストーミーシーが追い込んでくる。急坂を上がったところでヒーズインラブがキャンベルジュニアを交わしてゴールイン。

勝ったヒーズインラブは、17年4月に1600万下クラスを勝ち上がり、降級して以降は勝ち切れず、前走の武庫川S(1600万下)で久々の勝利を挙げた。そして迎えた今回、重賞初挑戦で勝利を挙げた。この舞台では、それまでに(2.1.1.1)と相性の良い成績を残していた。半兄には17年新潟大賞典(G3)を勝利したサンデーウィザードがいる。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「彼は恋している。母名より連想」。

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【藤岡康太騎手のコメント】
「あまりポジションが後ろになり過ぎないように、ということだけ気を付けていました。4コーナーの手応えが良かったですし、直線のスペースは少し狭かったですけど、本当によく伸びてくれました。以前に乗ったときと比べて、力を付けていると感じました。乗せてもらった近走が良くなかったので、今日は結果を出せて良かったです。一瞬の切れ味がある馬ですし、まだこれからもっと良くなると思います」

【藤岡健一調教師のコメント】
「力をつけていますね。折り合いが付くようになったのも大きいです。次走は安田記念か、ダービー前日のシンガポールへの海外遠征も視野に考えたいと思います」

  • ヒーズインラブ
  • (牡5、栗東・藤岡健厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:シーズインクルーデッド
  • 母父:Include
  • 通算成績:17戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 18年ダービー卿CT(G3)

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