【日本ダービー】世代の頂点へ エポカドーロ6枠12番、ダノンプレミアム1枠1番

エポカドーロ

2冠に挑むエポカドーロは6枠12番

5月27日(日)、東京競馬場で行われる第85回日本ダービー (3歳 国際 指定 定量 芝2400m)の登録馬が枠順が確定した。

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日本競馬最大のレースにして、牡馬クラシック二冠目・日本ダービー。『一番運のいい馬が勝つ』と言われるこのレース。スピードに加え、持続力やスタミナも求められる。総合力が試されるレースだが、やはり最後はほんの少しの運の差もあるだろう。2015年の生産馬でナンバーワンの座に就く馬はどの馬か。

皐月賞を制したエポカドーロ(牡3、栗東・藤原英厩舎)が6枠12番から2冠獲りに挑む。前走はセンスのある立ち回りを見せて後続を完封。見事皐月賞馬に輝いた。母親がスプリンターだったことから距離延長がどうかだが、その類稀な競馬センスはこのメンバーでも最上位と言える。

ここまで4戦4勝、無敗の1枠1番ダノンプレミアム(牡3、栗東・中内田厩舎)はまさかの皐月賞回避。ぶっつけ本番で臨む。ここまで4戦全てワンサイドで制しているが、アクシデントがあった中間がどう影響するかは未知数だ。しかしそのポテンシャルでそれらを全て跳ね返す可能性も十分ある。奇跡の戴冠劇が見られるだろうか。

皐月賞で1番人気に推されながら7着に敗れた8枠17番ワグネリアン(牡3、栗東・友道厩舎)だが、馬場が緩かったことも大きかったようで、いつも以上にエンジンの掛かりが遅かった。素質は世代トップクラスのものを持っており、ここで巻き返したいところだろう。

最大の惑星となりそうなのが4枠8番ブラストワンピース(牡3、美浦・大竹厩舎)。毎日杯から直行と前代未聞のローテーションだが、休み明けでもしっかり力を発揮できるタイプ。何よりこの舞台のゆりかもめ賞を圧勝しているのは心強い。3戦3勝、まだ底を見せていないだけに全馬をまとめて差し切るシーンもありえるだろう。

京都新聞杯を完勝した5枠10番ステイフーリッシュ(牡3、栗東・矢作厩舎)、立ち回りが上手い皐月賞2着の8枠18番サンリヴァル(牡3、栗東・藤岡健厩舎)、様々な話題を振りまいている3枠5番キタノコマンドール(牡3、栗東・池江寿厩舎)などの優駿が揃った日本ダービーは、27日東京10Rで発走は15時40分。枠順は以下の通り。
馬券は25日(金)よりウインズ札幌・ウインズ後楽園・ウインズ新宿・ウインズ難波・ウインズ梅田にて前々日発売、26日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ダノンプレミアム 57
(牡3、栗東・中内田、川田)

1-2 タイムフライヤー 57
(牡3、栗東・松田国、内田博)

2-3 テーオーエナジー 57
(牡3、栗東・宮、藤岡康)

2-4 アドマイヤアルバ 57
(牡3、栗東・須貝尚、丸山)

3-5 キタノコマンドール 57
(牡3、栗東・池江寿、M.デムーロ)

3-6 ゴーフォザサミット 57
(牡3、美浦・藤沢和、蛯名)

4-7 コズミックフォース 57
(牡3、美浦・国枝、石橋脩)

4-8 ブラストワンピース 57
(牡3、美浦・大竹、池添)

5-9 オウケンムーン 57
(牡3、美浦・国枝、北村宏)

5-10 ステイフーリッシュ 57
(牡3、栗東・矢作、横山典)

6-11 ジャンダルム 57
(牡3、栗東・池江寿、武豊)

6-12 エポカドーロ 57
(牡3、栗東・藤原英、戸崎)

7-13 グレイル 57
(牡3、栗東・野中、岩田)

7-14 エタリオウ 57
(牡3、栗東・友道、H.ボウマン)

7-15 ステルヴィオ 57
(牡3、美浦・木村、C.ルメール)

8-16 ジェネラーレウーノ 57
(牡3、美浦・矢野英、田辺)

8-17 ワグネリアン 57
(牡3、栗東・友道、福永)

8-18 サンリヴァル 57
(牡3、栗東・藤岡健、浜中)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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