【神戸新聞杯】ダービー馬ワグネリアン3枠3番、皐月賞馬エポカドーロ7枠8番

ワグネリアン

3枠3番に入ったワグネリアン

9月23日(日)、阪神競馬場で行われる第66回神戸新聞杯 (3歳 国際 馬齢 芝2400m)の枠順が確定した。

神戸新聞杯の総力特集はコチラ⇒

直線が長く、かつ最後に急坂が控える阪神外回り2400mを使用するため、力勝負になりやすい重賞の1つ。近10年を見ても、ディープスカイやオルフェーヴルなど4頭のダービー馬がこのレースを秋緒戦に選び、快勝している。次に控える淀の長距離を見据える上でも重要な一戦になるだろう。

今年のダービー馬ワグネリアン(牡3、栗東・友道厩舎)が3枠3番から秋のG1シーズンに向けて弾みをつける。3戦3勝と無敗のまま2歳シーズンを終え迎えた今年。弥生賞2着と初めての敗北を喫し、皐月賞では7着に敗れた。しかし前走のダービーは外枠から強気の先行策をとると、そのまま押し切って見事戴冠。休み明けだが、ダービー馬の名に恥じないレースを期待したい。なお、今回は主戦の福永騎手が落馬負傷のため、藤岡康太騎手が手綱をとる。

逆襲に燃えるのは7枠8番に入ったダービー2着の皐月賞馬エポカドーロ(牡3、栗東・藤原英厩舎)。皐月賞を絶妙な立ち回りで制し、前走のダービーも絶妙なペースメイクからあと一歩のところまで粘った。引き続き直線の長いコースとなるが、ペースを握ることができるのは強み。打倒ダービー馬の一番手はこの馬だろう。

秋に向けて弾みをつけたいのがダービー4着馬の2枠2番エタリオウ(牡3、栗東・友道厩舎)。13番人気の人気薄ながら鋭く追い込んであわやのシーンを作ってみせた。持久力勝負に強く、小柄ながらパワーもあることから、阪神2400mの適性は十分。逆転の秋に向けて好勝負を演じたい。

ラジオNIKKEI賞勝ち馬で先行力が魅力の6枠6番メイショウテッコン(牡3、栗東・高橋忠厩舎)、青葉賞を制した持久力ある1枠1番ゴーフォザサミット(牡3、美浦・藤沢和厩舎)、厳しいペースでより良さが出る京都新聞杯1着4枠4番ステイフーリッシュ(牡3、栗東・矢作厩舎)など、秋の飛躍を目指す3歳馬たちが集った神戸新聞杯の発走は15時35分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ゴーフォザサミット 56
(牡3、美浦・藤沢和、蛯名)

2-2 エタリオウ 56
(牡3、栗東・友道、M.デムーロ)

3-3 ワグネリアン 56
(牡3、栗東・友道、藤岡康)

4-4 ステイフーリッシュ 56
(牡3、栗東・矢作、川田)

5-5 タイムフライヤー 56
(牡3、栗東・松田国、和田竜)

6-6 メイショウテッコン 56
(牡3、栗東・高橋忠、松山)

7-7 ビッグスモーキー 56
(牡3、栗東・清水久、浜中)

7-8 エポカドーロ 56
(牡3、栗東・藤原英、戸崎)

8-9 アドマイヤアルバ 56
(牡3、栗東・須貝尚、岩田)

8-10 ハーベストムーン 56
(牡3、栗東・浅見、幸)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

この記事をシェアする