【スプリンターズS】上昇ムード漂うレッドファルクスら関東馬7頭の1週前追い切りコメント

レッドファルクス

上昇カーブを描くレッドファルクス

■30日中山11レース・スプリンターズS(G1)1週前情報

【9/20追い切り】

レッドファルクス(牡7、美浦・尾関厩舎)・前走=安田記念9着
蓑島靖典騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.6-67.8-52.9-39.0-13.6秒をマーク。

【尾関知人調教師のコメント】
「1週前追い切りは、前の馬を追いかけて外を回る形でやりました。前に追いついてからビュッと切れればそれが1番良いかもしれませんが、しっかりやれたことは良いと思います。先週はジョッキーが乗りましたが内容が軽かったこともあったので、今週はある程度やりたいと思っていましたし良い追い切りができたと思います。元々ウッドではそれほど動くタイプではありませんしここ最近のウッドは重くなっているので、併せ馬で遅れたのはそれらの影響もあったかと思います。月曜日に坂路で追ったときの動きがすごく良かったですし、馬は健康ですね。1週前追い切りでは手前も替えていましたし、体の感じも良さそうです。馬がだいぶ走る気になってきていますし、去年と同じように良い状態で臨めるのではないかと思っています」

ナックビーナス(牝5、美浦・杉浦厩舎)・前走=キーンランドカップ1着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.4-37.0-12.7秒をマーク。

【杉浦宏昭調教師のコメント】
「先週の追い切りは時計が遅かったですし、体に少しボリュームが出たのか立派にも見えたので、1週前追い切りはしっかりやるつもりでした。2歳馬を追いかけて外から併せましたが、正面の馬場の悪いところを通りましたし、その辺りを考えれば時計的にも上々ではないかと思います。今回やって変わってくるでしょう」

セイウンコウセイ(牡5、美浦・上原厩舎)・前走=函館スプリントステークス1着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.3-53.1-39.2-13.2秒をマーク。

【上原博之調教師のコメント】
「1週前追い切りなのである程度ビシッとやる予定でしたし、大外を回って時計的にもビッチリやれて予定通りの内容の追い切りができたと思っています。去年の函館スプリントステークスは暑さがありましたし時計も速かった分もあってか、レース後は疲労が残っていました。今年の函館スプリントステークスは涼しかったですし勝ち方も良かったので、この中間は何の不安もなく調整を進めて来られています。去年よりも今年の方が状態は良いと思います。まだ馬込みを気にしたり他馬が隣にくると気にしたりするところがありますし、前走から大きめのチークピーシズを着けましたが、レースを見た限りでは前向きなレースができていましたし、レース本番でも着ける予定です。来週は池添騎手が追い切りに乗る予定です」

ワンスインナムーン(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)・前走=朱鷺ステークス1着
石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.7-69.3-54.5-39.9-12.6秒をマーク。

【斎藤誠調教師のコメント】
「1週前追い切りは、大外を回って時計はかかりましたが良い負荷をかけられたと思います。坂下から並びかけていって最後に抜くという、この馬の競馬とは違う形の追い切りになりましたが、最後に坂を上がり切ってからも頑張れるようにと思ってこの形でやりました。石橋騎手も良い感触を掴んでくれたようです。前走後はレース間隔が微妙でしたし、気持ちを緩めないように放牧には出さず在厩調整で進めてきました。一時期は馬に闘争心が無くて危なかったですけど、ここにきて気持ちと体が一致してきて良い年の重ね方をしているなと思いました。中山コースは相性が良いですね。前走は1400でしたが馬が勝手に行ったように1200仕様になってきていますし、持ち味のスピードを生かしてくれればと思います」

キャンベルジュニア(牡6、美浦・堀厩舎)・前走=キーンランドカップ4着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.0-52.9-38.9-12.8秒をマーク。

【森助手のコメント】
「札幌で使ってからそのまま美浦に戻して、在厩調整で進めています。前走後はいつものレース後のような疲れがありましたしトモも疲れが出ましたが、徐々に良くなってきています。今週の追い切りはブリンカーを着けましたが、効果があったようです。去年から1400を中心に使ってきて上手く対応してくれていますし、前走は初の1200でしたが上手く流れに乗れました。今回は1200も2回目ですし、よりスムーズな競馬ができるのではないかと思っています。ジョッキーは田辺騎手を予定しています」

スノードラゴン(牡10、美浦・高木登厩舎)・前走=CBC賞12着
大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.3-38.0-25.4-12.9秒をマーク。

【高木登調教師のコメント】
「前走は進路が無くなって消化不良の1戦でした。進路があればまた違ったと思います。本番のスプリンターズステークスまでもう1回競馬を使って臨もうと考えていましたが、あのレースで左トモを痛めてしまったこともあってぶっつけで臨むことになりました。ひと叩きできなかったことは痛いですね。だいぶ硬くなりやすくなってきているので、しっかりケアをしながら調整を進めています。普段は坂路を2本上がっていましたが、今は角馬場で体をほぐしてから坂路を1本上がるように工夫しながら調整しています。ただこの状況でも競馬に行くと走ってしまいますし、追い切りをしっかりやっておかないといけないので量は乗り込んでいます」

ムーンクエイク(セ5、美浦・藤沢和厩舎)・前走=キーンランドカップ9着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.9-53.9-40.5-13.4秒をマーク。

【大江原助手のコメント】
「前走は初めての1200でしたし小回りコースだったこともあって前半は上手く対応できませんでしたが、終いはメンバー最速の脚を使ってくれました。札幌から帰厩後も順調です。1200は2回目になりますし、坂のある中山に替わることも良いと思います。1400でレコード勝ちしているようにスピードがありますし、展開次第でやれていいと思っています」

ナックビーナス

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