【関屋記念】約9カ月ぶりのミッキーグローリーの仕上がりやいかに…?

美浦

骨折明けも仕上がりいいミッキーグローリー

7日、関屋記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、マイルCS5着のミッキーグローリー(牡6、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F51.4-37.0-24.5-12.5秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「最終追い切りは終い重点でやってラスト12秒台は少し速かったかもしれませんが、仕上がりは良さそうですし、レースでも動けると思います。骨折自体は軽かったので問題ありませんし、暑さがあるからか馬に落ち着きがあって乗りやすくなっています。

休んだ期間もあってまだレース数をそれほど使っていませんし、ディープ産駒ですが見た目にも迫力があります。コースは問わないタイプですし、新潟なら紛れもないかと思います。秋はマイルチャンピオンシップを目標にしていますし、そこへ向けて良いレースをしてもらいたいです」

美浦

脚捌きに硬さ残るというトミケンキルカス

●前走、パラダイスS5着のトミケンキルカス(牡7、美浦・大和田厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F70.8-55.1-40.6-12.2秒をマークした。

【大和田成調教師のコメント】
「暑さに弱いところがあるので、最終追い切りは先行してオーバーワークにならないようにやりました。脚捌きに硬さはありましたが、どちらかというと気持ちで走るタイプの馬ですし、気持ちが乗ってきていると助手が話していたので、現状の力は出せそうです。

芝に替わってからコンスタントに結果を出していますが、ブリンカー効果と後続を離して逃げる形が上手くハマッているかと思います。馬が気分良く走れていることが大きいと思います。今回はメンバーが強いですし、自分のリズムで走ってどこまでやれるかでしょう」

美浦

ポリトラックで軽めに追い切るマイネルアウラート

●前走、障害未勝利10着のマイネルアウラート(牡8、美浦・高橋裕厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F69.7-54.7-40.2-12.1秒をマークした。

【高橋裕調教師のコメント】
「1週前追い切りをビッシリやっていますし、暑さを考慮して最終追い切りは軽めにしました。寒い時期の方が良いタイプですが、それでも動きは良かったです。障害を使いましたが、気性面で難しさがありますし平地に戻します。マイルはピッタリの条件ですね」

美浦

3年前の覇者ヤングマンパワー

●前走、ダービー卿CT15着のヤングマンパワー(牡7、美浦・手塚厩舎)は、嶋田純次騎手を背に(レースでは武藤雅騎手が騎乗予定)南ポリトラックコースで追われ、5F67.6-52.2-37.7-11.6秒をマークした。

【手塚貴久調教師のコメント】
「最終追い切りは併せ馬でやりましたが、併せた相手は2歳でも調子が良さそうでしたしこの馬は年齢を重ねているので調教ではあのくらいの動きで十分でしょう。

年齢を重ねると体もそれほど減りませんし、輸送も問題ありません。この関屋記念はいつも頑張ってくれるので相性の良さに賭けて使いますが、年齢を重ねていますしどこまでやれるかですね。時計は速い方が良いと思います」


7日、関屋記念(G3)の追い切りが新潟競馬場で行われた。

●前走、都大路S6着のサンマルティン(セ7、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に新潟ダートコースで追われ、5F67.9-52.6-38.9-12.3秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「最終追い切りは新潟ダートでサラッとやりました。体調は変わりありませんし、まずまずの状態で臨めると思います。距離短縮は良いと思いますし、マイルでペースが速くなってくれれば面白いのではないかと思います」

●前走、マーメイドS13着のフローレスマジック(牝5、美浦・木村厩舎)は、助手を背に新潟芝コースで追われ、6F82.4-66.9-52.6-37.8-11.5秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「最終追い切りは新潟芝コースでランガディアと併せて、追走併入の形でした。良い意味で状態は平行線ですし、距離短縮で変わり身が見られればと思っています」

●前走、米子S8着のランガディア(牡5、美浦・木村厩舎)は、助手を背に新潟芝コースで追われ、6F83.5-67.5-52.8-38.0-11.5秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「新潟芝コースでフローレスマジックと併せて、先行併入の形でやりました。少し間があいていますが、競馬を使ってきていますし気になるレース間隔ではありません。左回りも問題ありませんし、変わり身に期待しています」

●前走、七夕賞11着のロシュフォール(牡4、美浦・木村厩舎)は、助手を背に新潟芝コースで追われ、5F66.2-51.0-36.8-11.4秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「エクセランフィーユと新潟芝コースで併せて、追走併入の形でやりました。前走は結果を出せず残念でしたが、レース後に脚元を気にする素振りを見せていましたからね。今回もその辺りがどうかになりますし、目に見えない疲れがなければと思います」