ポンデザールなど≪札幌7~12R≫レース後のコメント

9月1日(日)、2回札幌6日目7Rで3歳上500万(芝1200m)が行なわれ、古川吉洋騎手騎乗の1番人気・イーサンパンサー(牡3、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.7(良)。

2着には半馬身差で4番人気・スズカフェラリー(牝4、栗東・橋田厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・パラーティウム(牝3、栗東・本田厩舎)が続いて入線した。

1着 イーサンパンサー(古川吉洋騎手)
「大外枠からでも上手く潜り込むことができましたし、最後も良い脚を使ってくれました。勝てて良かったです」

2着 スズカフェラリー(池添謙一騎手)
「テンに行き脚がつかないのはいつも通りです。最後も良い脚を使っていますし、あともう一歩でした。上手くいったかと思ったんですけどね」

3着 パラーティウム(吉田隼人騎手)
「1回使ったことで返し馬の雰囲気も良かったです。ゲートに入ってからはソワソワしましたが、道中はリズム良く運べました。最後は少し甘くなってしまいましたが、スピードがあるのであれだけ粘ってくれました。道中でハナに行けば力みが抜けるかと思いましたがずっと一生懸命走っていましたし、その辺りを覚えていけば更に良いと思います」

4着 ニシノドレッシー(勝浦正樹騎手)
「馬が本当に良くなってきていますね。ゲートも良かったですし、行く馬を行かせて上手く運べました。いけるかと思いましたが、最後は少しレース間隔があいていた分かと思います。体は増えていましたが太め感はありませんでしたし、ある程度はやれるだろうと思っていて、その通りに走ってくれましたね」

5着 ファンシャン(団野大成騎手)
「いつもはスタートが遅れることが多いですけど、今日は出てくれたのでポジションを取りにいきました。ただその分終いが甘くなってしまった感じですね。牡馬相手では厳しい感じもしますが、今日は使い詰めのなかでよく頑張ってくれました」

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8Rで3歳上500万(ダ1700m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の2番人気・ブラックカード(牡5、栗東・鈴木孝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.8(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・フクノワイルド(牡3、栗東・杉山厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・マースゴールド(牡4、栗東・佐々晶厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたテーオーポシブル(牡3、栗東・梅田智厩舎)は8着に敗れた。

1着 ブラックカード(吉田隼人騎手)
「最近はゲートが安定してきました。気の悪さがあるので、今日は早めに前の馬に取りついて地力勝負に持ち込もうと思っていました。先頭に立ったときは頭を上げるような格好も見せましたが、最後までよく辛抱してくれました。今後も綺麗な形の競馬をするより、地力勝負の形に持ち込んだ方が良さそうです」

2着 フクノワイルド(加藤祥太騎手)
「モマれないで競馬ができれば力を出せますね。渋太く脚を使ってくれましたし、この競馬を続けていけばチャンスがあると思います」

3着 マースゴールド(松岡正海騎手)
「馬もだいぶ競馬が分かってきて、道中もシブくなることなく流れに乗れましたし成長しています。良い感じでしたが、惜しかったです」

4着 キングスクロス(藤岡康太騎手)
「ペースも流れていて折り合いがつきましたし、スムーズな競馬ができました。最後もジリジリと脚を使っています」

5着 バンクショット(藤岡佑介騎手)
「早めに来られた割りにはよく踏ん張っています。以前に乗ったときと比べてリズム良く走れていましたし、その辺りは成長していると思います」

8着 テーオーポシブル(荻野琢真騎手)
「課題はゲートですね。この中間もゲートに縛ったりして練習してきましたが、どんどんウルさくなってきています。ゲートを出た後も気持ちが空回りしている感じで、集中して走れていませんでした。しっかり立て直したいと思います」

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9Rで3歳上500万(芝1800m)が行なわれ、松田大作騎手騎乗の2番人気・クリノアリエル(牝4、栗東・武英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.0(良)。

2着には4番人気・タンタグローリア(牝5、美浦・田島俊厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・マイネルザウバア(牡5、美浦・小笠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレルグリーン(牡3、美浦・相沢厩舎)は13着に敗れた。

1着 クリノアリエル(松田大作騎手)
「道中も自分の競馬ができました。直線で前に入られたときはブレーキをかける形になりましたが、よく伸びていましたし不利がなければ交わせていたかと思います。距離は1800くらいまで大丈夫だと思います」

2着 タンタグローリア(田島俊明調教師)
「体重が増えて体が良くなっていましたし、転厩初戦で能力を見せてくれました。降着は残念ですが、これで終わる訳ではありませんし次が楽しみです」

3着 マイネルザウバア(丹内祐次騎手)
「途中で他馬が動いて、動かされる形になってしまいましたからね。もう少し追い出しを我慢できていれば、もっと際どかったと思います」

4着 エピローグ(坂井瑠星騎手)
「ゲートで隣の馬が暴れていたことに驚いて立ち遅れて、予定より後ろの位置取りになりました。それでも終いはしっかり脚を使ってくれましたし、競馬の選択肢が広がりました」

5着 リュクスポケット(藤岡佑介騎手)
「前走はゲートが決まりませんでしたが、中間に厩舎サイドがしっかり練習して改善してくれていたおかげで今日はゲートを出ましたし、自分の競馬ができました。手応えがシブくなってきていますが、その分渋太く脚を使えるようになっています」

13着 グレルグリーン(石川裕紀人騎手)
「前走は休み明けで好走しましたし、その反動もあったのかもしれません。返し馬でも少し硬さがありました。人気に応えられず申し訳ありません」

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10Rですずらん賞(芝1200m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の1番人気・ケープコッド(牝2、美浦・高柳瑞厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.7(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ヒルノマリブ(牝2、栗東・北出厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・コスモリモーネ(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が続いて入線した。

1着 ケープコッド(吉田隼人騎手)
「ゲートを出てから、スピードに乗せていくところがありました。賞金加算をできたことは良かったですけど、将来的にはもっと距離をもたせるようにしていきたいので、できればもう少しレースを覚えさせたかったです。カーッとするところがあったり、まだまだ課題はありますが力があるので楽しみです」

2着 ヒルノマリブ(勝浦正樹騎手)
「競馬としては、改めて能力があると感じられる内容でした。先々は1200という感じではありませんが、現状で1200にも対応しているように器用なタイプです。芝もダートも問わずに走れるスペシャルな馬だと思っていますし、負けたことが残念です。大型馬でトビが綺麗な馬なので、この馬場で少しモタモタしていたように道悪はあまり上手ではなさそうですし、今日は相手も走る馬でしたからね。この馬に対する評価を下げることはありませんし、これから上を目指していきたいです」

3着 コスモリモーネ(国分恭介騎手)
「ゲートは速かったですけど、行き切るまで出していくとおさまりがつかなくなりそうでした。3コーナーに入るまではエキサイトしていましたが、一旦下げるとリズムが良くなりました。気の良いタイプですし1200は合っています」

4着 コスモカルナック(丹内祐次騎手)
「よく頑張っていますし、距離はもっとあっても良さそうです」

5着 カワキタアジン(加藤祥太騎手)
「もう少し前で競馬をしたかったですが、今日はゲートが決まらなかったことが痛かったです」

10R すずらん賞の結果・払戻金はコチラ⇒

11Rで丹頂ステークス(芝2600m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気・ポンデザール(牝4、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:40.8(良)。

2着には3馬身半差で12番人気・ハナズレジェンド(牡6、栗東・矢作厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・タイセイトレイル(牡4、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヴァントシルム(牡5、栗東・須貝尚厩舎)は10着に敗れた。

1着 ポンデザール(石川裕紀人騎手)
「斤量が50キロだったこともありますが、それを差し引いても能力がありますね。この馬の1番の武器は乗りやすさですし、長距離戦は合いますね。4コーナーでも脚があったので上手く捌けましたし、直線もしっかり伸びてくれました」

2着 ハナズレジェンド(川島信二騎手)
「内枠でしたし内でジッとしていました。2走前の良いイメージがありましたし、そのイメージ通りに捌ければ最後も伸びるだろうと思っていました。勝ち馬は強かったですけど、この馬もよく頑張っています」

3着 タイセイトレイル(中谷雄太騎手)
「人気をしている馬として王道の競馬をして、しっかり走れています。結果は残念ですが、勝ち馬も強かったですし、この馬も斤量を背負ってよく頑張っています。安定して走ってくれますし、力があります」

4着 マイネルヴンシュ(丹内祐次騎手)
「1回使って良くなりそうですね。今日は反応がもうひとつでしたが、準オープンの身でよく頑張ってくれました」

5着 ドレッドノータス(菱田裕二騎手)
「厩舎サイドがしっかりゲート練習をしてくれたおかげで今日は良いスタートを切れましたし、やりたかったレースはできました」

10着 ヴァントシルム(藤岡康太騎手)
「ゲートは相変わらず駐立が良くなくて、後ろからになりました。前走はマクッていきましたが、今日はジワジワ動いていきました。それでも3コーナーを過ぎても動けませんでした」

11R 丹頂ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで釧路湿原特別(ダ1700m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の3番人気・ライジングドラゴン(牡4、栗東・吉田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:44.2(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・スズカロング(牡5、栗東・橋田厩舎)、3着にはアタマ差で11番人気・レコンキスタ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたベイコート(牝3、栗東・高橋忠厩舎)は11着に敗れた。

1着 ライジングドラゴン(吉田隼人騎手)
「1、2コーナー辺りではペースが流れたので待つ形で運んで、3、4コーナーから上がっていきました。外を回っての競馬でねじ伏せるんですから、本当に力がありますね。前走よりもチャカチャカしていたので気になっていましたが、全く問題ありませんでした」

2着 スズカロング(藤岡康太騎手)
「馬の具合も良かったですし、ポジションもちょうど良かったです。最後も渋太く伸びていますが、最後は脚色が同じになりました」

3着 レコンキスタ(菱田裕二騎手)
「インで脚を溜める形で好走していた馬なので、そのイメージ通りに乗りました。良いレースができたと思います」

4着 テイエムソレイユ(勝浦正樹騎手)
「前走が強い勝ち方でしたし、そのイメージで乗りましたが、クラスが上がってペースが違った分、道中は少し忙しかったです。それでも強い内容だったと思いますし、昇級初戦で十分メドの立つ競馬ができたと思います」

5着 サトノゲイル(藤岡佑介騎手)
「前走は外枠からで外を回る形になりましたが、馬群の中で競馬をした方が持ち味が生きるタイプですからね。4コーナーまでは良い感じで運べましたが、そこで4着馬に外から上がって来られましたからね。直線では前がひらいた方が伸びるタイプですが、抜け切るまでに少し時間がかかってしまいました。それでも安定して走れるようになってきていますね」

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