【府中牝馬】順調なプリモシーンは月曜開催見据えた調整パターン!

美浦

月曜開催を考慮した調教で臨むプリモシーン

9日、府中牝馬S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、中京記念3着のプリモシーン(牝4、美浦・木村厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.9-40.2-25.9-12.6秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は上位2頭の斤量も軽かったですし、厳しい条件のなかよく頑張っていると思います。前走後は放牧に出して、帰厩後は馬の状態を見ながら調整を進めてきましたが、ここまでトラブルなくきています。今回は月曜開催を考えて金曜日もウッドで時計を出してから臨む予定です。

古馬になって肉体面がしっかりしてきましたし、レースに向かう前の調教のフットワークは3歳の頃とは違います。東京1800も合っていると思いますし、力を出せると思います」

美浦

米国遠征帰りのジョディー

10日、府中牝馬S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ベルモントオークス4着のジョディー(牝3、美浦・戸田厩舎)は、武藤雅騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.1-52.5-38.7-12.4秒をマークした。

【武藤雅騎手のコメント】
「休みを挟んで、腰回りもしっかりしてきて体が大きくなって成長していると思います。調教の動きも良かったですし、状態は良さそうです。今回はメンバーがグッと強くなりますが、斤量が軽い分自分の競馬がしやすいと思うので楽しみです」

美浦

木幡育也騎手と挑むソウルスターリング

●エプソムCで出走取消のソウルスターリング(牝5、美浦・藤沢和厩舎)は、木幡育也騎手を背に坂路コースで追われ、4F48.9-36.4-25.0-13.1秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「放牧から帰厩後もしっかり乗り込んできていますし、状態は良化しています。最終追い切りは少しかかった分時計が速くなってしまいましたが、休み明けですし仕方ないかと思います。左回りは良いですし、ここをステップにして秋シーズンに良いところを見せてもらいたいですね。どういう競馬ができるか楽しみにしています」

美浦

東京に替わり前進狙うダノングレース

●前走、クイーンS14着のダノングレース(牝4、美浦・国枝厩舎)は、三浦皇成騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.7-51.5-37.5-11.8秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「最終追い切りは単走でやりましたが、ジョッキーも動きが良かったと話していましたし大分できていると思います。これで十分でしょう。前走は消化不良の内容でしたが、今回は東京に替わるので終いに伸びて来られると思います。小柄ですけどバネの良い馬ですし、重賞でもやれる力はあると思っているのでタイトルを取りたいですね」

美浦

状態問題なしというフロンテアクイーン

●前走、クイーンS7着のフロンテアクイーン(牝6、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.1-53.0-38.6-11.6秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は流れに乗れていましたが、終いの伸びがもうひとつでした。最終追い切りの動きは合格点をあげられるものでしたし、状態は問題ありません。去年強いメンバー相手に好走したレースですし、今年も同じくらい走ってくれればと思っています」

美浦

順調に調整されているペルソナリテ

●前走、五稜郭S5着のペルソナリテ(牝6、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.5-37.4-25.0-12.8秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「前走は外枠もあって前に壁を作ることが大変でしたが、2000でも終いにしっかり脚を使えましたし内容は良かったと思います。レース後は放牧に出して牧場でも乗り込んできていますし、帰厩後も順調に調整できています。

ひと息入れたことでそれほどテンションも上がらず良い雰囲気ですし、最終追い切りも良い動きでした。格上挑戦ですが、ジョッキーがこの馬のことを分かってくれていますし牝馬同士なら楽しみもあると思っています」