【チャンピオンズC】今年も要注意!中京ダートの鬼が好走する理由

インティ

チャンピオンズカップ(G1)が行われる中京のダート1800mは、他の競馬場のダートコースと大きく違う部分がある。

それがスタートだ。上り坂の途中にスタート地点が設置されていることから、滑ったり加速に手間取って出遅れる馬などがいる。何度も走って慣れていたり、すでに好成績をマークしている馬に有利なコース設計と言える。

チャンピオンズCが中京競馬場に舞台を移した2014年以降、中京ダート1800mで勝ったことのある馬の好走例は多い。以下のように、特に人気薄の激走が目立っている。

▼2014年
2着 ④ナムラビクター(8人気)
3着 ⑫ローマンレジェンド(3人気)

▼2015年
3着 ②サウンドトゥルー(5人気)

▼2016年
1着 ⑧サウンドトゥルー(6人気)
3着 ④アスカノロマン(10人気)

▼2017年
3着 ①コパノリッキー(9人気)

14年3着のローマンレジェンドは、前年に同舞台で行われたジュライSで当時のレコードタイムを叩き出して圧勝した経歴を持っていた。15年3着のサウンドトゥルーは同年のジュライSを勝利し、翌16年のチャンピオンズCを制した。

16年3着のアスカノロマン、そして17年3着のコパノリッキーは、ともに東海Sを勝ち馬だ。今年、中京ダート1800mで勝利経験があるのはインティモズアトラクションゴールドドリームの3頭。人気の有無に関わらずマークしておきたい。