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【マイルCS】豪華メンバー!重視すべきはスプリンター?中距離馬?
2020/11/15(日)

昨年はインディチャンプが春秋マイルG1を連覇
昨年は、スタートから無理せず先団につけた3番人気インディチャンプが、最後の直線半ばで池添騎手のゴーサインに鋭く反応し、1番人気ダノンプレミアムに1馬身1/2馬身差をつけて安田記念に続き春秋マイルG1制覇を成し遂げた。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・芝1600から阪神・芝1600へ舞台を移して行われる。3歳、古馬を含めたマイラーの頂上決戦である。
安田記念、スプリンターズステークスとG1連勝中のグランアレグリアがマイルG1春秋制覇を狙う。今年の春に高松宮記念2着後に安田記念で勝利を収めているように、1200から1600への距離延長は対応済み。これまでの実績から能力も疑いようはなく、確認しておきたいのは仕上がり具合だけといっても過言ではないだろう。
昨年に続き連覇が懸かるインディチャンプもスタンバイ。前走の安田記念3着後はスプリンターズステークスに向けて調整されていたが、右トモ筋肉痛のため一旦放牧に出され仕切り直しとなった。一頓挫あったなかでの仕上がりが気になるところ。最終追い切りの動きに注目したい。
昨年の香港マイル以来の勝ち星を目指すアドマイヤマーズも姿を見せる。阪神マイルは2歳時に朝日杯フューチュリティステークスを制した舞台。休み明けの前走を使っての上積みがどのくらいあるかチェックしておきたいところだ。
マイルG1勝ちの実績を誇る3歳馬3頭も、主役を張れる能力がある。春のクラシック2冠ではコントレイルに敗れたものの、秋初戦の毎日王冠では古馬相手に圧勝劇を見せたサリオス。適距離と思われるマイルで、トップクラス相手にどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。
NHKマイルカップ勝ち馬ラウダシオンも秋初戦の富士ステークスで2着と好走。叩いての上積みと成長に注目したい。桜花賞、NHKマイルカップと2戦続けて2着と世代上位の力を見せたレシステンシアが戦線復帰する。前走後に骨折が判明し放牧休養を挟んだ。休み明けで臨む今回は、仕上がり具合をしっかり確認しておきたい。
他にも前哨戦を制したヴァンドギャルドなどの勢いも軽視はできない。
先週のエリザベス女王杯同様、マイル戦において初めて3歳馬と古馬のトップクラスがぶつかる。近5年は2015年2着馬フィエロ以外は3歳、4歳、5歳馬が上位を占めている。また馬券圏内にきた馬のステップレースも富士ステークス、スワンステークス、天皇賞など多岐に渡るため、それぞれのレース内容を改めて確認しておくのも良いだろう。
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