【ダイヤモンドS】意外と知られていない!東京芝3400mで買える要素タップリの逆転候補

昨年のこのレース2着でスタミナ豊富なメイショウテンゲン

昨年のこのレース2着でスタミナ豊富なメイショウテンゲン


ダイヤモンドS(G3、芝3400m)には、通常のレースとは「真逆の好走条件」があります。

その好走条件とは、最終追い切りが「ウッドコース」で「4ハロンが53秒より遅い時計」です。

▼「真逆の好走条件」に該当した1~3着馬(過去5年)

2020年
2着メイショウテンゲン 栗東CW 53.1(強め)

2019年
2着サンデームーティエ 美浦南W 55.2(馬なり)
3着カフェブリッツ   栗東CW 53.4(馬なり)

2018年
1着フェイムゲーム   美浦南W 55.8(一杯)

2017年
1着アルバート     美浦南W 55.6(馬なり)
2着ラブラドライト   栗東CW 54.4(一杯)

2016年
2着フェイムゲーム   美浦南W 54.9(一杯)

調教で無理なく速い時計を出せていることは調子のバロメーターとなり、調教時計の速い馬が実戦で好結果を出すことが多々あります。

しかし3400mという特殊な距離においてはスタミナや折り合いなど、短・中距離戦とは好走するために求められる要素が違います。

むしろ調教で速い時計を出せないようなスピード不足の馬ほど、豊富なスタミナを持っているのかもしれません。

今年の出走馬で最終追い切りが「ウッドコース」で「4ハロンが53秒より遅い時計」に該当した馬は、以下の3頭です。

ヒュミドール    美浦南W 53.4(強め)

ポンデザール    美浦南W 55.0(馬なり)

メイショウテンゲン 栗東CW 53.1(一杯)

メイショウテンゲンは、昨年の2着時と調教時計はまったく同じ。前走14着の大差負けでも好走条件に合致している今回、蘇るシーンがあるかもしれません。