【フラワーC】過去5年の勝率100%!『勝利の方程式』に当てはまる逆転候補

強気の先行策で一発を狙うオレンジフィズ

強気の先行策で一発を狙うオレンジフィズ


◆フラワーCのポイント◆

フラワーカップ(G3、中山芝1800m)は、『逃げ・先行馬』が圧倒的に有利なレースだ。

過去5年の勝ち馬は例外なく4コーナー1~4番手につけており、馬券対象馬15頭中10頭が該当する。

▼フラワーCの脚質別成績(過去10年)
逃げ[2-0-1- 2]複勝率60.0%
先行[3-1-3-13]複勝率35.0%
差し[0-3-1-15]複勝率21.1%
追込[0-1-0-24]複勝率 4.0%

特に4コーナー先頭の馬は16年エンジェルフェイス、19年コントラチェックが逃げ切り。17年には単勝48.6倍の伏兵ドロウアカード(7人気)が3着に粘り込んだ。

中距離で行われるG1の前哨戦は、本番を見据える有力馬は何が何でも勝ちに動く必要はなく、ゆったりとしたペースになりやすい。

先週は、同舞台の中山牝馬Sでロザムールが逃げて2着に入った。

さらに金鯱賞でも、『人気薄の逃げ馬に注意』と紹介して、逃げたギベオン(単勝227.3倍)が大番狂わせを演じたのは記憶に新しい。

前走でも4コーナー1~4番手に付けていた人気薄の先行馬を警戒したい。

◆フラワーCの注目馬◆
オレンジフィズ

デビュー2戦続けて4コーナーを先頭で通過しており、今回も先行策を取りそうな1頭。新馬勝ちは今回とコース形態が似ている福島芝1800mで変身が期待できる。