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【阪神牝馬S】直線の長さと反比例!?前残りに要警戒!
2021/4/4(日)
重賞連勝を狙うマジックキャッスル
昨年は、中団インをロスなく追走した2番人気サウンドキアラが最後の直線で馬群を割って先頭に立ち、後方から追い上げた2着の6番人気スカーレットカラーに1馬身1/2差をつけて優勝。京都金杯、京都牝馬ステークスに続き、重賞3連勝を決めた。
前走の愛知杯を制したマジックキャッスルが重賞連勝を狙う。2走前の秋華賞でデアリングタクトの2着に入り、次の愛知杯で初重賞タイトルを手に入れ勢いを感じさせる。元々420キロ台だった小柄な馬が徐々に体重を増やしながら成長しており、今回も休みを挟んでの良い変化を期待したい。
京都牝馬ステークスを逃げ切って、一昨年のアーリントンカップに続く重賞2勝目をあげたイベリスも重賞連勝がかかる。逃げ先行で良績を残しており、レース展開が結果を左右しそうなタイプ。同型の存在や各馬の脚質を改めて確認しておきたいところ。
他にも昨年のオークスでは2番人気に推された素質馬デゼルや、重賞2勝をあげている実力馬リアアメリアなど、面白い存在も多い。
近5年を振り返ると、昨年こそスカーレットカラーが後方追走から2着にきたものの、2018年ミスパンテールと2016年スマートレイアーの2頭が逃げ切り勝ちをおさめたことをはじめ、逃げ先行脚質が優勢。また関東馬の出走は述べ5頭と回数が少ないことはあるが、2018年に2番人気に推されたソウルスターリングを含めて1度も馬券圏内にきていない。
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