【阪神牝馬S】このコースはピッタリ!?6年連続で馬券に絡む「好走ポイント」に当てはまる有力候補

好走馬の共通点に合致したデゼル

好走馬の共通点に合致したデゼル


今週はヴィクトリアマイルの前哨戦・阪神牝馬ステークス(G2)が行われます。

このレースは2016年に阪神内回り1400m→阪神外回り1600mへと施行条件が変更されました。

なんとその16年以降、毎年欠かさず馬券になっている「好走馬の共通点」があるんです!

注目の共通点とは……『ディープインパクト産駒』です!

▼種牡馬別成績(過去6年)
ディープインパクト[5-3-2-13]複勝率43.5%
それ以外 [1-3-4-53]複勝率13.1%

16年以降の6年間でディープインパクト産駒が5勝。10頭も馬券に絡んでいることは見逃せません。

出走数もさることながら、複勝率は43.5%とかなりの好成績をおさめています。

詳しく見ていくと、1~3着馬10頭のうち、実に6頭が「上がり3ハロン1~3位」の脚を披露していた「差し・追い込み」タイプの馬でした。

阪神芝1600mは、外回りで直線が長いコース形態のため、必然的に瞬発力が求められるレースになります。

そのため「ディープインパクト産駒」の切れ・瞬発力が活きてくる舞台なのでしょう。

さらに「ディープインパクト産駒」の中でも「前走上がり3ハロン1~3位」だった馬に限れば……

▼「ディープインパクト産駒」×「上がり3ハロン1~3位」
[2-2-1-3]勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率62.5%

と複勝率は60%オーバー!さらに好走確率が高まります!

▼「ディープインパクト産駒」で前走「上がり3ハロン1~3位」だった馬(過去6年)
21年
1着デゼル(1人気)
→前走初音S 1着(上がり1位)

2着マジックキャッスル(2人気)
→前走愛知杯 1着(上がり1位)

20年
1着サウンドキアラ(2人気)
→前走京都牝馬S 1着(上がり3位)

18年
2着レッドアヴァンセ(11人気)
→前走ユートピアS 1着(上がり3位)

17年
3着ジュールポレール(4人気)
→前走うずしおS 1着(上がり1位)

昨年はこの条件に該当した「ディープインパクト産駒」のデゼルマジックキャッスルでワンツーフィニッシュ。今年も両馬ともに出走を予定しており注目したいところです。

特にデゼルは前走の愛知杯でメンバー中3位の脚を披露し3着と復調気配を見せています。昨年の当レース以来、勝ち星からは遠ざかっていますが、得意の舞台で復活Vも期待できそうです!