【アルゼンチン共和国杯】昨年とは違う!?オーソリティが万全とは…<PR>

昨年のアルゼンチン共和国杯を勝利したオーソリティ<br>写真提供:競馬ラボ

昨年のアルゼンチン共和国杯を勝利したオーソリティ
写真提供:競馬ラボ


荒れるハンデ重賞、アルゼンチン共和国杯(G2、東京芝2500m)の予想をするなら、この記事を見てポイントをおさえておきましょう。

■ポイント① 東京芝2500mは特殊!?

アルゼンチン共和国杯が行われる東京芝2500mは、芝2400mから距離が100m延びただけと思うのは大きな間違いです!

芝2400mはスタート地点から最初のコーナーまで平坦なので、序盤からポジション争いが起きやすく、引き締まったペースになることが多いため、スピード能力の高さや持続力が求められます。

▼ジャパンCの上がり1~3位成績(過去5年)
1位[0-2-0- 4]
勝率 0.0% 連対率33.3% 複勝率33.3%

2位[2-0-2- 1]
勝率40.0% 連対率40.0% 複勝率80.0%

3位[2-0-1- 2]
勝率40.0% 連対率40.0% 複勝率60.0%

4~[1-3-2-56]
勝率 1.6% 連対率 6.5% 複勝率 9.7%

どんと構えて直線勝負ではなかなか前を捉え切れません。

一方、芝2500mはスタート地点がホームストレッチの坂下にあるため、スタートしてすぐ上り坂となります。そのため序盤のペースが落ち着き、最後の直線で瞬発力勝負になりやすい特徴があります。

▼アルゼンチン共和国杯の上がり1~3位成績(過去5年)
1位[1-2-2- 0]
勝率20.0% 連対率60.0% 複勝率100%

2位[1-2-0- 3]
勝率16.7% 連対率50.0% 複勝率50.0%

3位[1-1-0- 7]
勝率11.1% 連対率22.2% 複勝率22.2%

4~[2-0-3-49]
勝率 3.7% 連対率 3.7% 複勝率 9.3%

驚くべきことに過去5年の馬券対象馬15頭中10頭が上がり1~3位に該当。その中でも上がり1位を叩き出した馬は複勝率100%です。

この中には昨年3着サンアップルトン(9人気)、2019年2着タイセイトレイル(5人気)などの穴馬も含まれており、人気薄だからと言って軽視は禁物です。

■ポイント② オーソリティは信頼に足るか?

今年のポイントは、2020年の勝ち馬で断然人気が予想されるオーソリティの取捨でしょう。

休み明けの方が走る傾向があり春以来の実戦も問題なく、昨年は道中3番手追走から抜け出す横綱相撲で完勝。ただ、前目に付けた影響かラスト3ハロンは34秒4(4位タイ)でした。

気になる点は57.5キロという他馬より重い斤量。昨年は重賞勝ちのある3歳馬ということで54キロ、手薄なメンバーだったダイヤモンドSでは56キロながら2着、58キロの天皇賞・春では10着に敗れているにもかかわらず、この斤量です。

アルゼンチン共和国杯でトップハンデ馬は2011年から[1-2-1-10]と苦戦しているのも気になるところ。過去のレース傾向から今年は人気ほど絶対的な存在ではないかもしれません。

ここからは、より実戦的な攻略法について説明していきます。

ハンデ戦のアルゼンチン共和国杯は全馬がゴール前で横並びなることを理想として、各馬の負担重量が決められています。

さらに、ポイント①で紹介したコースの特徴だけでなく、当日の馬場傾向、枠順やレース展開、各陣営のレースプランといった馬券に影響を与える要素は多岐にわたります。

オーソリティの取捨も大きなポイントになると思いますが、決め手に欠けるメンバーが揃ったことで、馬券的にますます難解なレースとなりました。どの券種を買うにしても、馬券になりそうな馬を選び抜く難易度はかなり高いと言えます。先週の天皇賞・秋とは違った意味で、力関係の見極めと買い方の工夫が重要です。

そこで、ぜひ参考にしたいのが【 馬券候補5頭 】です。これを見れば…

混戦模様のハンデ戦でも買うべき馬がひと目で分かります!

長年、競走馬を間近で見てきた元調教師が出走させる側の視点から見抜く候補馬は他では見られません。競馬ファンと一線を画す視点に要注目です!

ハンデ戦だし思い切って好配当を狙ってみよう!ということなら、ボックス馬券もアリでしょう。

アルゼンチン共和国杯では【 馬券候補5頭 】をぜひ活用してみてください。
記事・PR提供 シンクタンク