【根岸S】AJCCも11番人気馬が激走!「好走馬の法則」に当てはまる爆弾穴馬

栗東坂道で鋭い動きを見せているエアアルマス

栗東坂道で鋭い動きを見せているエアアルマス


根岸ステークス(G3、東京ダ1400m)には、2017年から5年続けて該当馬が馬券に絡んでいる「好走馬の法則」があります。

論より証拠。先週のアメリカJCCでは、『三ツ星穴馬』の記事で紹介していたマイネルファンロン(11人気)が2着に激走しました!

マイネルファンロンは過去5年のアメリカJCCで馬券に絡んだ15頭のうち、半数を超える9頭が該当していた「美浦ウッド」調教馬。最終追いでラスト1ハロン11秒5と鋭い伸びを披露しており、調整の難しい冬場でも絶好調の1頭だったのをご存知でしたか?

今週の根岸SもアメリカJCCと同じく、毎年該当馬がバンバン来ている好走馬の法則にお任せください!

過去5年の1~3着馬15頭の調整パターンを徹底的に調べたところ、驚くべきことに12頭が最終追いを「栗東坂路で調整された関西馬」だったのは注目でしょう。

そのうち5頭は「ラスト1ハロン12秒5より速い時計」を出しており、この中には昨年10番人気で2着に激走したワンダーリーデルなどの穴馬も含まれています。

▼栗東坂路1F12秒5より速い好走馬
21年
1着 レッドルゼル(1人気)
→ラスト1ハロン12秒2(馬なり)

2着 ワンダーリーデル(10人気)
→ラスト1ハロン12秒3(馬なり)

20年
1着 モズアスコット(3人気)
→ラスト1ハロン12秒4(強め)

19年
3着 クインズサターン(5人気)
→ラスト1ハロン12秒2(強め)

18年
2着 サンライズノヴァ(2人気)
→ラスト1ハロン12秒4(一杯)

重賞データFILEや他の攻略レポート記事でも紹介しているとおり、根岸Sは逃げ先行馬有利のダート戦では超異例の「差し・追い込み馬」が大活躍している重賞になります。

毎年道中のペースが速くなるため、全体時計よりも終いの伸びが重要。特に「馬なり~強め」の手応えで鋭い決め手を披露している馬が狙い目です!

今年、上記で紹介した根岸Sにおける好走馬の法則に該当するのは、下記の4頭。

エアアルマス 12秒2(馬なり)

ジャスティン 12秒2(強め)

ソリストサンダー 12秒1(馬なり)

テイエムサウスダン 11秒7(強め)

この中でも『特選坂路王』の記事で紹介したソリストサンダーは、根岸Sの調教傾向にバッチリ当てはまる軸馬候補になります。

人気薄で注目はエアアルマスジャスティン。先週のアメリカJCC『三ツ星穴馬』で紹介して2着に入ったマイネルファンロン(11人気)と同じく、激走があっても驚けませんよ!