【東京新聞杯】牝馬大活躍!今年も牝馬に要注意!

昨年の東京新聞杯は上がり馬カラテが3連勝で重賞初V

昨年の東京新聞杯は上がり馬カラテが3連勝で重賞初V


今週は東京競馬場にて東京新聞杯が行われます。上半期マイル路線での飛躍を目指す馬が集う一戦です。

今年も実力馬が出走を予定していますが、その中から注目馬をピックアップし重賞展望していきます!

【東京新聞杯の好走馬ポイント】
①「牝馬」の好走が目立つ。
②「前走G1」クラスから臨む馬。
③「ハーツクライ産駒」が過去10年で[1-2-1-1]。

ファインルージュは前走G1秋華賞では道中折り合いに専念しながら、上がり最速で2着。ポテンシャルで2000mでも結果を残していますが、最後の1ハロンで苦しくなったことを考えると距離短縮は歓迎。2000m以下の条件では3着以内を外したことがなく堅実ぶりが窺えます。

また、東京新聞杯は「牝馬」と好相性のレース。過去10年で4勝。「牝馬」の出走が無かった2015、17年を除けば6年続けて馬券に絡んでおり、データの後押しも大きそうです。

カテドラルは前走G1マイルCS9着からの参戦となります。前走はスタートで出遅れ、力を発揮しきれずに終わってしまいましたが、21年はG1を除けば重賞で4戦オール連対。4歳までは成績の安定しない面を見せていましたが、精神面での成長が窺えたシーズンとなりました。東京新聞杯は昨年2着。「ハーツクライ産駒」の活躍が目立つレースで昨年以上の結果を期待したいところです。

上がり馬で注目したいのがイルーシヴパンサー。昨春はそこまで目立つ成績を残していた馬ではありませんでしたが、皐月賞10着後の3戦で3連勝。そのすべてのレースが余力残しで上がり最速と底知れない能力を見せつけていました。また、東京1600mの同舞台は2戦2勝。好相性の「ハーツクライ産駒」と格好の舞台で期待度は高く、注目したい1頭です。