【NHKマイルC】桜花賞と皐月賞も該当馬が勝利!5年続けて好走中「黄金パターン」に合致した特注馬

黄金パターン合致したプルパレイ

黄金パターン合致したプルパレイ


NHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)には、該当馬が5年続けて馬券に絡んでいる「黄金パターン」があるのをご存知ですか?

桜花賞では、『昨年は8番人気馬をズバリ!5年続けて激走中「好走馬の調教パターン」に当てはまる伏兵』の記事で紹介していた、スターズオンアースが7番人気で快勝!

さらに先日の皐月賞でも、『今週もいたぞ「好走馬の調教パターン」に合致した逆転候補』で取り上げた、5番人気ジオグリフが勝利したのは記憶に新しいところ。

桜花賞、皐月賞と同じく3歳限定G1のNHKマイルCにも、好走馬の調教パターンに明確な特徴があります。

過去5年の馬券対象馬15頭のうち10頭の最終追いが「坂路調整馬」。そのうち9頭が「栗東坂路」「4ハロン53秒3より遅い時計」という共通点があり、2019年の1~3着独占を筆頭に人気薄がバンバン馬券に絡んでいるんです!

▼「好走馬の調教パターン」該当例(過去5年)
●21年
3着 グレナディアガーズ(1人気)
→栗東坂路 4ハロン54秒9(馬なり)

●20年
2着 レシステンシア(1人気)
→栗東坂路 4ハロン56秒5(馬なり)

3着 ギルデッドミラー(6人気)
→栗東坂路 4ハロン53秒3(馬なり)

●19年
1着 アドマイヤマーズ(2人気)
→栗東坂路 4ハロン56秒6(馬なり)

2着 ケイデンスコール(14人気)
→栗東坂路 4ハロン55秒3(一杯)

3着 カテドラル(7人気)
→栗東坂路 4ハロン57秒2(馬なり)

●18年
1着 ケイアイノーテック(6人気)
→栗東坂路 4ハロン53秒9(一杯)

3着 レッドヴェイロン(9人気)
→栗東坂路 4ハロン53秒9(一杯)

●17年
3着 ボンセルヴィーソ(6人気)
→栗東坂路 4ハロン55秒4(馬なり)

ここで多くの競馬ファンは「速いなら分かるけど、遅い方が良いってどういうこと???」と思いますよね?

実は東京までの輸送がある関西馬は1週前に実質的な追い切りを済ませ、レース当週は軽めにとどめる調整方法が主流だからです。

例えば2019年1着アドマイヤマーズは、1週前の栗東坂路で4ハロン52秒0をマーク。最終追いは強い調教をし過ぎて馬体が減らないよう、4ハロン56秒6とサっと流す程度で勝利しました。

また栗東坂路の調整馬9頭のうち、7頭の手応えが「馬なり」だったことも注目。これはレース当週に速い追い切りをしなくても、力を出せる状態に仕上がっている裏付けと言えるでしょう。

今年、上記で紹介したNHKマイルCの黄金パターン該当馬で特にイチ押しはプルパレイ。1週前に雨の影響で不良まで悪化した栗東ウッドで、M.デムーロ騎手が騎乗して5ハロン65秒2(一杯)の好時計をマーク。

実質的な最終追いを先週時点で済ませており、レース当週は栗東坂路の4ハロン54秒3(馬なり)と「1週前に好時計→レース当週は軽め」という、NHKマイルCの「黄金パターン」にバッチリ該当する調教特注馬です!

まだまだいます!人気薄の黄金パターン該当馬はNHKマイルCの「三ツ星穴馬」でご確認ください。