【宝塚記念】日本ダービーも人気薄をズバリ推奨!絶好調アンカツが狙う本命&穴馬はコレだ!

前走大阪杯9着から巻き返しを狙うエフフォーリア

前走大阪杯9着から巻き返しを狙うエフフォーリア


今春のG1予想も絶好調!

先日の日本ダービーも大本線で3連単1万5770円ズバリ!G1レース通算22勝の名騎手「アンカツ」こと安藤勝己さんが、宝塚記念(G1、阪神芝2200m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します。

☆ポイント☆
  • 厳しい流れで問われる地力

今年の宝塚記念は現在の日本では、ほぼ最強クラスの中距離馬が揃った感じやね。

しかもメンバーを見渡すと逃げ宣言しとるパンサラッサを筆頭に、前に行きたい馬が多い。有力視されるエフフォーリア、タイトルホルダーにとっては乗り方が難しいし、この2頭の仕掛け次第で上位勢がガラっと変わってくるかもしれん。

それでも強い馬がぎょうさんおって締まった流れなら、最後は能力勝負になると違うか?

ただでさえ最近の宝塚記念は、地力で勝る「前走G1組」の活躍が目立っとる。

▼宝塚記念の前走クラス別成績(過去5年)
G1 [5-3-4-36]複勝率25%
G2・G3[0-2-1-18]複勝率14.2%
※前走海外レースの成績を含む

過去5年の1~3着馬15頭のうち12頭が前走G1組で、逆に直近でG2やG3に使っていた馬はほとんど通用しとらん。

宝塚記念は梅雨時期に行われることもあって荒れることが多いけど、そこは春の中距離王を決めるレースやで、ハイレベルな組み合わせで好走するには、それ相応の下地。競走馬として持って生まれた「格」がモノを言う。

幸い、予報やと日曜の阪神は天気が回復しそうやし、良馬場でやれそうなのはエエね。

パンサラッサがハイペースで飛ばせば、直近のG1レースを厳しい流れで好走した経験が生きてくる。オレが狙っている穴馬は今年の豪華メンバーのせいで人気の盲点になっているようだし、ダービーで穴推奨したアスクビクターモア(7人気)の再現があるで?(元JRA騎手)