【有馬記念】圧巻!圧勝!天皇賞馬イクイノックスが豪快にまくって有馬記念制覇!

有馬記念を圧勝したイクイノックス

有馬記念を圧勝したイクイノックス


12月25日(日)、5回中山8日目11Rで第67回有馬記念(G1)(芝2500m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・イクイノックス(牡3、美浦・木村厩舎)が中団追走すると、ロングスパート勝負になる中、4コーナーを馬なりで回ってきて直線後続を突き放し優勝した。勝ちタイムは2:32.4(良)。

2着には2馬身半差で6番人気・ボルドグフーシュ(牡3、栗東・宮本厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・ジェラルディーナ(牝4、栗東・斉藤崇厩舎)が続いて入線した。

勝ったイクイノックスの半兄はラジオNIKKEI賞勝ちがあるヴァイスメテオールという血統。皐月賞、ダービー共に2着だったものの、前走天皇賞・秋で圧巻の走りを見せてG1初制覇を果たしていた。

馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

  • イクイノックス
  • (牡3、美浦・木村厩舎)
  • 父:キタサンブラック
  • 母:シャトーブランシュ
  • 母父:キングヘイロー
  • 通算成績:6戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 22年有馬記念(G1)
  • 22年天皇賞(秋)(G1)
  • 21年東スポ2歳S(G2)

イクイノックス
イクイノックス
イクイノックス
1着イクイノックス(C.ルメール騎手)
「メリークリスマス。ブラボー、ブラボー、ブラボー。2度あることは3度ある。2005年ハーツクライ、サトノダイヤモンドもそうでした。クリスマスは(縁起)良いです。

今回は良いスタートしたから前の方につけましたが道中引っかかってしまう部分があって、我慢させました。1番強いレースしてくれました。この馬は最初から能力を見せてくれました。ただキタサンブラックの子供なのでクラシックの頃は大人ではなかった。秋から力を発揮してくれました。

来年も楽しみです。イクイノックスをこれからも応援してください」

2着ボルドグフーシュ(福永騎手)
「素晴らしい状態だった。ゲートでおとなしくしていたので、スタートは大丈夫かなと思っていたが、やはり早く出られなかった。この辺りは成長待ちですね。3コーナーから外にまくる形で長くいい脚を使ってくれた。勝ち馬は一枚上でしたが、3着馬は離していますからね。これからの馬。来年は主役をはれるようになると思います」

3着ジェラルディーナ(C.デムーロ騎手)
「ゲートでリラックスしすぎて立ち遅れてしまったが、そのあとポジションを取りに行って、しっかり折り合いがついて乗りやすかった。最終コーナーでずぶさを見せたが最後まで脚を使ってくれた。この馬自身はしっかり走ってくれました」

4着イズジョーノキセキ(岩田康騎手)
「今日はパドックでも返し馬でもゲートでも良い状態だった。厩舎もこのレースを目標にいい状態に仕上げてくれました。いいレースをしてくれた。来年も楽しみですね」

5着エフフォーリア(横山武騎手)
「今年で一番状態が良かった。自分のしたい競馬ができた。陣営がいろいろ工夫してくださった。負けはしたが得るものもあった。がんばってくれました」

6着ウインマイティー(和田竜騎手)
「具合は良かったが、立ち遅れてしまった。内のエアポケットに入れて、狭いところでしたがしっかり走って脚を溜められました。見劣りしない競馬は出来たと思います」

7着ジャスティンパレス(T.マーカンド騎手)
「ゲートでバタバタしてしまったが、タイミングよく出られた。タイトルホルダーの後ろを追走出来た。最後はまだ体ができていないのかフラフラしてしまいました」

8着ディープボンド(川田騎手)
「輸送のトラブル(降雪のため)が影響していたのか、パドックでまたがった時から普段と歩きが違った。また改めてですね」

9着タイトルホルダー(横山和騎手)
「リズム的には悪くないし、ペースを速くすればという問題でもない気がする。ちょっとゲートは宝塚や天皇賞より遅い気がした。手前も変えきれなかったりとちょっとしたことが影響したのかもしれない。ファン投票1位だったのに申し訳ないです」

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。