【阪急杯】軸馬選びの決定版!?昨年も勝ち馬を推奨した「好走馬の法則」に当てはまる有力候補

コース実績も豊富なグレナディアガーズ

コース実績も豊富なグレナディアガーズ


突然ですが、阪急杯(G3、阪神芝1400m)には毎年のように馬券になっている「好走馬の法則」があることをご存じですか?

注目すべきポイントはズバリ「追い切り」です。

過去5年で馬券に絡んだ15頭のうち、13頭が「栗東坂路」で追い切りを消化していました。

該当馬に漏れた2頭は「関東馬」のレッドファルクス(18年3着)とベストアクター(20年1着)ですから、栗東所属の「関西馬」は全て「坂路」で追い切られていたことが分かります。

その13頭のうち特に好相性だったのが、ラスト1ハロン「12.0秒」よりも速いタイムをマークしていた馬です!

▼最終追い切り「栗東坂路」「ラスト1ハロン12.0秒より速いタイム」に該当した好走馬(過去5年)
★22年
1着ダイアトニック
栗東坂路 ラスト1ハロン11.6秒

★21年
1着レシステンシア
栗東坂路 ラスト1ハロン11.5秒

3着ジャンダルム
栗東坂路 ラスト1ハロン11.8秒

★20年
2着フィアーノロマーノ
栗東坂路 ラスト1ハロン11.8秒

3着ダイアトニック
栗東坂路 ラスト1ハロン12.0秒

★19年
2着レッツゴードンキ
栗東坂路 ラスト1ハロン11.8秒

★18年
2着モズアスコット
栗東坂路 ラスト1ハロン11.7秒

なんと2017年以降6年連続で馬券に絡んでおり、昨年の勝ち馬ダイアトニックもこの条件にピタリ一致していました!

阪急杯は開幕2週目に行われる重賞で、芝コースの状態がかなり良いため高速決着になりやすいのが特徴。ゆえに、坂路でスピード調教をコンスタントにこなしてきた馬が有利といえそうです。

また阪神コースはゴール前に急坂も待ち受けているため、最後にひと伸びできる底力も重要。ラスト1ハロンを伸ばすことを意識して調整されてきた馬にとっては、トレーニングの成果が出やすい条件です。

今年の出走馬で、この2項目を満たすのは……

グレナディアガーズ
→栗東坂路 ラスト1ハロン11.8秒

ラルナブリラーレ
→栗東坂路 ラスト1ハロン11.9秒

この2頭です!中でもグレナディアガーズは2021年阪神カップ1着を始め、当コースの実績も十分。昨年の勝ち馬ダイアトニックと被る面が多々あり、勝ち負けに期待できそうな「軸馬候補」としてオススメします!