【ニュージーランドT】3連勝で重賞初制覇!エエヤンがG1戦線へ視界良好!

3連勝で重賞初制覇を果たしたエエヤン

3連勝で重賞初制覇を果たしたエエヤン


4月8日(土)、3回中山5日目11Rで第41回ニュージーランドT(G2)(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・エエヤン(牡3、美浦・伊藤大厩舎)が道中外の3番手を追走すると、直線力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは1:33.7(稍重)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・ウンブライル(牝3、美浦・木村厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・シャンパンカラー(牡3、美浦・田中剛厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたドルチェモア(牡3、栗東・須貝尚厩舎)は7着に敗れた。

勝ったエエヤンの半兄は14年京成杯を勝ったプレイアンドリアル。昨年10月にデビューすると、今年1月に未勝利を突破。2月末の1勝クラスを完勝してこの舞台に臨んでいた。

馬主は株式会社ニッシンホールディングス、生産者は新冠町の須崎牧場

  • エエヤン
  • (牡3、美浦・伊藤大厩舎)
  • 父:シルバーステート
  • 母:シルクヴィーナス
  • 母父:ティンバーカントリー
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:23年ニュージーランドトロフィー(G2)


1着エエヤン デムーロ騎手
「馬の気持ちを大事に乗った。出して行ったらハミを噛む馬で、抑えられるけれど今日も少し噛んでいた。馬なりで上がって行って、最後まで良い脚。距離は持つと思っていたが、1600、2000までは大丈夫。初めて調教に乗った時も良い感じで、先を楽しみにしたい」

1着エエヤン 伊藤大士調教師
「スタートはあんな感じ。3コーナーがポイントだと話していて、ハナだろうが引っ張らず気持ちよく進めようと話していた。体も10キロ絞れていて、賢い馬なので馬が自分で体を作っていった。道中は引っかかっているように見えたが、楽だったとジョッキーは話していた。最後も伸びが違った。

伸び代はある。本質は2000くらいかと思うので、少しずつ伸ばしてコントロールしたい。次走はNHKマイルカップへ。東京の1600はスピードとスタミナが必要なので、この馬には良い」

3着シャンパンカラー 内田騎手
「リズム良く運べたが、勝ち馬に出られてしまった。4コーナーで1つ下げざるをえなかった。最後、盛り返してくれているのでもったいない」

8着ドルチェモア 横山和生騎手
「ゲートの雰囲気や、ゲートを渋ったり、休み明けの分なのか気持ちが違った。馬なりで出てしまって、ハナに行ったが、あれ以上下げられなかった。負けすぎな感じもするが、ここを使って良くなりそうな感じはある。結果を出せずに申し訳ない」

エエヤン
エエヤン

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