【安田記念】意外と人気なし!元JRAジョッキーが選ぶ逆襲の予感が漂う1頭

一叩きした今回一発を狙うソウルラッシュ

一叩きした今回一発を狙うソウルラッシュ


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、安田記念(G1、東京芝1600m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイスします。

今春のG1も推奨馬が激走ラッシュ!ヴィクトリアマイルでは『連軸候補リベンジャー』として取り上げたソングラインが4番人気で1着、先日のオークスでもハーパーが2着に好走しました。

今回も巻き返しが期待できる1頭を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 セリフォス(前走ドバイターフ5着)

今年の安田記念はG1馬が多く豪華な顔触れだね。その中から推奨したいのがセリフォスだ。

3歳で挑んだ昨年の安田記念は僅差の4着。秋は富士S、マイルCSを連勝して成長した姿を見せた。前走は初の海外遠征で距離も1800mと厳しい条件だったが、得意のマイルに替われば違うはず。

追われるごとに上向いてるようで、海外帰りの心配もいらないでしょう。切れる馬だけに緩い馬場は心配だけど、そこはレーン騎手の進路取りを信頼しているよ。

【穴候補リベンジャー】 ソウルラッシュ(前走マイラーズカップ 3番人気3着)

先程も少し触れたように、今週末は雨模様で安田記念は恐らくパンパンの良馬場にはならないだろう。

この状況で注目したいのがソウルラッシュ。昨年13着は直線で進路が詰まってしまったもので度外視していいし、前走のマイラーズCはいかにもたたき台という仕上げだった。

勝ち切れないのは決め手上位の馬にやられたケースばかりで、能力そのものは一線級相手でも見劣りしない。他馬が本来の瞬発力を発揮しにくい馬場なら、馬券圏内に食い込む余地も十分あるんじゃないかな。

(元JRA騎手)