【紫苑S】当日マイナス体重はまさかの連対ゼロ!馬体重の推移・傾向から見抜く今年の激走候補

中山でも重賞2着があるヒップホップソウル

中山でも重賞2着があるヒップホップソウル

今週は台風の影響で若干過ごしやすい気温・気候となりましたが、週明けからは再び真夏日が続く天気予報。

「天高く馬肥ゆる秋」という言葉がありますが、サラブレッドは暑さに弱い生き物。肥えることができる快適な気候になるには、もう少しだけ時間がかかりそうです。

しかしこの言葉を見事に体現しているのが、今週行われる秋華賞トライアル・紫苑ステークス(G2、中山芝2000m)です。

なんと重賞に昇格した16年以降、当日の馬体重が「マイナス」で出走した馬の連対がありません!

対照的に、昨年はともに「プラス14キロ」で出走したスタニングローズ、サウンドビバーチェがワンツー。その他にも当日二桁増で馬券に絡む馬が非常に多いんです!

▼馬体重別成績(16年以降、過去7年)
~419キロ  [0-1-1- 5]複勝率28.6%
420~439キロ[1-1-1-21]複勝率12.5%
440~459キロ[2-3-1-26]複勝率18.8%
460~479キロ[2-0-1-26]複勝率10.3%
480~499キロ[2-2-1- 8]複勝率38.5%
500キロ~  [0-0-2- 8]複勝率20.0%

前走比マイナス[0-0-1-23]複勝率 4.2%
増減なし   [1-2-0-15]複勝率16.7%
前走比プラス [6-5-6-56]複勝率23.3%

▼当日二桁増で好走した馬
22年1着 スタニングローズ(1人気)
→プラス14キロ

22年2着 サウンドビバーチェ(2人気)
→プラス14キロ

20年1着 マルターズディオサ(5人気)
→プラス12キロ

19年2着 フェアリーポルカ(6人気)
→プラス16キロ

17年1着 ディアドラ(1人気)
→プラス12キロ

データを見ると一目瞭然ですね。過去7年のうち、当日プラス体重で出走した馬が6勝。出走数が大いにもかかわらず、複勝率ベースで最も優秀な成績を残しています。

また馬体重別の成績で見ると、最も複勝率が高いのは「480~499キロ」の範囲に収まっている馬たち。昨年の1~2着馬も、このゾーンに当てはまっています。牝馬の中では大柄に分類されますが、開幕週でスピードを要求されることから、ある程度大きい馬が有利ということでしょう。

二桁増で好走した5頭のうち、4頭は休み明け(前走オークス)での出走でした。しっかりとレース間隔を取って、馬体を膨らませてきた馬は高確率で馬券に絡んでいます!

今年の有力馬でいえば、まずヒップホップソウルは「前走オークス」からの休み明けに加えて、前走時の馬体重が「490キロ」と好走ゾーン内に当てはまっています。ただし、10キロ以上増えて500キロオーバーになると途端に連対がなくなるので、データ的にはプラス8キロまでがアツいかもしれません!

馬券的に注目しているのがフルール。同馬は前走時の体重が「480キロ(マイナス2キロ)」と好走ゾーンに該当し、かつ今回は中6週と間隔を取っての参戦。体重が増えてくる可能性が高く、福島で2勝を挙げているように小回り適性の高い馬。人気薄での激走に期待しています!